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所在なさ

なんでいつもこうなってしまうんだろう。
明け方に目が覚めて、そこから眠れなくなる。
あなたの寝顔を眺めながら、なんでここにいるのかもわからなくなる。

他人の人生。
他人の時間。
誰かの靴を履いているよう、と言った人はもういない。

自分の居場所は自分でつくるしかない。
そうわかっていても、求められたくて仕方なくなる。

わたしは何ができるんだろう。
わたしができることを必要としてくれる人はいるのかな。

わたしの頭が不安でいっぱいのとき、あなたはとても甘えてくる。
どこかに行ってしまいそうだから?

人が遠くに行きたくなるときって、行く場所がないときなのかもね。

どのくらい遠く行けばいいかな。
そのときあなたは、横にいるかな。

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