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「気候変動は科学ではない」と著名な科学者たちが訴える映画

CLINTEL(Climate Intelligence)が制作した企業人必読の映画です。1時間19分で、日本語字幕もついています。
いつYoutubeからバンされるかわからないので、ごくごく一部ですが画面をキャプチャしてテキストも残しておきます。消されないうちにぜひ全編をご覧ください!
適応一番、緩和は二番、惨事の回避が優先だ〜。

個人的には、写真でしか見たことがなかったクーニン教授やリンゼン教授がお話になっている動画を初めて見て感激しました。

<Youtube概要欄より>
この映画は、気候変動に対する警報(気候アラーム)が、科学的根拠のないでっち上げられた恐怖であることを暴露しています。また、主流の研究や公式データは、ハリケーンや干ばつ、熱波や山火事などの異常気象が増加しているという主張には、裏付けがないことを明らかにしています。さらに、現在の気温と大気中の二酸化炭素濃度が異常に高く憂慮すべきだという主張に、断固として反論しています。それどころか、過去 5 億年という地球の歴史と比較してみると、現在の気温と CO2 レベルは両方とも異常に低いのです。現在、私たちは氷河期にいます。CO2レベルの変化(何度も変化している)が、過去に気候変動を「引き起こした」という証拠がないことも示しています。

では、なぜ、「壊滅的な人為的気候変動」が反論の余地のない事実だと、繰り返し言われてきたのでしょうか? なぜ、それに矛盾する証拠はないと、なぜ、「気候の混乱」に疑問を呈する人は、「地球平面論者」で「科学否定者」だと言われるのでしょうか?

この映画は、気候変動の背後にあるコンセンサスの本質を探ります。この映画では、気候変動資金が流行りだした根拠と、数兆ドル規模という気候変動産業の台頭について、そして、気候危機に依存する何十万もの仕事についても説明しています。この映画は、科学者やその他の人々に対して行われている資金の回収や撤回、科学雑誌による拒否、社会的排斥などが、気候アラームに疑問を持たせないための多大な圧力であることを説明しています。

しかし、気候アラームには、資金や雇用以上のものを含んでいます。 この映画は、気候の政治的な要素についても探っています。当初から、気候変動への恐怖は政治的なものでした。犯人を自由市場産業資本主義としており、その解決策は増税と規制強化でした。より大きな政府を支持するグループにアピールしており、それらのグループによって採用され推進されてきました。

これが、気候アラームの背後にある暗黙の政治的分裂です。気候変動への恐怖は、特に公的資金で運営される、広大な組織に属する人々を惹きつけています。気候変動が道徳的大義として、多額の公的資金を受け取っている西側の知識層も含まれます。 こうした仲間の間では気候警報を批判したり疑問を呈したりすることは、社会的エチケットに違反することになります。

この映画には、スティーブン・クーニン教授(『Unsettled』の著者、カリフォルニア工科大学の元学長兼副学長)、ディック・リンゼン教授(元ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の気象学教授)、ウィル・ハッパー氏(プリンストン大学物理学教授)、ジョン・クラウザー博士(2022年ノーベル物理学賞受賞者)、ニル・シャビブ教授(ラカ物理学研究所)、ロス・マッキトリック教授(グエルフ大学)、ウィリー・スーン教授など、多くの著名な科学者へのインタビューが納められています。

この映画は、英国の映画製作者であるマーティン・ダーキンが脚本と監督を務めましたが、2007 年の優れたドキュメンタリー『地球温暖化詐欺』の続編です。トム・ネルソンはポッドキャスターであり、ほぼ20年にわたって気候変動問題を調査し、この映画のプロデューサーを務めました。

#ClimateTheMovie は、2024 年 3 月 21 日から多くのオンラインで無料公開しています。現在、クリンテル財団によって多数の言語による字幕が作成されています。 @ClimateTheMovie と @ClintelOrg から、最新情報を入手してください。

<画面キャプチャと主な内容のテキスト起こし>

・これは、環境への恐怖が、いかにして強力な世界的産業に成長したかの物語。
・これは、大金の絡んだ巨大な詐欺。
・これは、堕落した科学の物語。
・この地球上で気候の緊急事態らしきものは起きておらず、ひとつの証拠もない。
・寄稿アラームはナンセンスで、デマ。詐欺と言った方がいい。
・これは、気候アラームに異を唱える者に対するいじめと脅迫の物語。
・何らかの懐疑的な方法で、気候変動に反対したり声を上げたりするとキャリアの自殺行為につながる。
・これは、個人の自由に対する攻撃の物語。

・本当の科学には常に議論があり、決着がつくことはない。特に気候については!
・過去5億年で現在の地球は異常に寒い。
・かつての温度計は郊外だった。1880年代以降に都市が拡大し、温度計がヒートアイランド現象の影響を受けるようになった。
・郊外と都市部では気温が5℃も違う。都市のデータを使ってはならない。郊外や地方のデータのみを使うべき。

・5億年前のCO2濃度は7,000ppm。現在は400ppm。CO2濃度が高い方が生物多様性は豊かになる。現在はCO2の飢餓状態。
・2万年前の氷河期にCO2濃度が180ppmとなり多くの生きものが絶滅した。

・長期的にはCO2濃度と気温変化の相関はある。しかしCO2濃度が気温上昇に影響を与えているのではない。全く逆。気温が上昇した後にCO2濃度が上昇している。気温が下がるとCO2濃度も下がる。
・短期的には相関がみられない。工業化によるCO2排出量の増加は1940年代以降。地方の温度計による気温変化と一致しない。
・CO2濃度が低かった1930~1940年代に気温が高かったのは謎。

・コンピュータモデルは極端な温暖化を示すが観測データとは乖離している。
・海水温を変化させるのはCO2ではなく太陽活動。
・太陽と雲を無視してすべてCO2が理由と言っている。

・1980年代以降で最も暑いとニュースが言ったら観測データを見よう。1930年代の方が暑かったことが確認できる。
・熱波も1930年代の方が発生数が多く、今よりも熱い熱波だった。
・山火事も1930年代の方が多かった。

・気候変動と紐づければ研究予算が付く。気候の物理学を知らない社会学者、生物学者、英文学の教授、ジェンダー研究の講師などが今やっている研究に気候変動を少し加えればよい。ゴキブリの性癖と気候変動、気候変動と売春、気候変動とビール、気候変動と黒死病、気候変動と障がい、気候変動とビデオゲーム、その他想像できるすべてのことで何千も論文が出された。気候変動を疑問視した論文はない。
・その結果、コミュニティが形成され、科学的なコンセンサスがあると宣言された。

・高給取りのグリーンジョブが爆発的に増加。サステナビリティ責任者、カーボンオフセットアドバイザー、ESGコンサルタント、気候変動弁護士、その他数えきれないほどの人たち。
・気候変動ファイナンスの修士号とはいったい何?ファイナンスの修士号なら分かるが。
・大学に気候の学科がつくられ教授が必要になる。企業には気候変動プログラムの担当者が置かれる。置かない場合はプレッシャーに晒される。

・NASAが地球温暖化は問題ないと言ったら予算がなくなる。IPCCが気候は変化していないと言ったら存在理由がなくなる。
・気候の自然変動に関する研究には予算がつかない。人為変動でなければならない。
・自然変動や気候変動に懐疑的な結果を発表をすると予算や職を奪われる。
・これがコミュニティの中でコンセンサスをつくる理由の一つ。コミュニティに懐疑的な科学的発信をすると追い出される。
・キャリアの初期段階にある人々にとってはキャリアキラーになる。若手は必ず口をつぐむ。
・科学者の役割は、事実を並べ、人々に決定してもらうこと。事実を話せなければ物事は腐ってしまう。
・カルトであり、科学から完全に切り離されていることは明白。

これらのキャプチャはごくごく一部です。
ぜひ全編をご覧ください!
企業人にもとてもわかりやすくて、見終わったら気候変動界隈のおかしさがよく理解できると思います。

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