「目標を口に出しなさい」

「具体的な目標を持ちなさい」

小学生や中学生の頃に、先生たちに言われていた言葉。

特に、卒業アルバムの作成時や新学期が始める頃に言われていたような思い出がある。

明確な目標がなかった自分にとっては、苦痛な時間だった記憶があるな。

最近になって、目標を口に出すこと、明確にすることの大切さが分かった。

今までは、目標を持たないと、なんとなく生きることに希望を持てない。

目標を持っていれば、明るく毎日を過ごせるから、持っておく必要があるんだろうな、と思っていた。

もちろん、それも間違いではないけれど、そんなスピリチュアル的な要素だけじゃなくて、しっかりとした意味があるんだよね。

目標を口に出すと脳がそれを重要なことと認識をして、目標達成に繋がる情報を仕入れようと活発になるんだよね。

そうなれば、目標達成に近づける機会も増えるだろうし、なにより考え方や行動が明確に変化してくる。

たとえば、スポーツカーが欲しい！と考えたとする。

それまでは街中でスポーツカーを見た覚えなんかなかったけれど、目標を認識し始めてからは街中にスポーツカーがたくさん出現するようになる。

もちろん、スポーツカーの数が増えたわけではなく、スポーツカーが欲しいと自覚したことで仕入れる情報が変わっただけの話。

たしかに、自分の行動や考え方が変わるのであれば、目標を明確にして口に出すことってマジで大事だと思うわ。

っていう深い内容を、小学生や中学生の先生は早めに教えてくれよ！

ただ目標を口にするだけじゃなくて、それをすることによってどんなメリットがあって、具体的にどんな変化があるのかを教えてくれよ！

単純に言葉にすることによって、達成できる確率が上がる。

みたいなスピリチュアルな要素があるって認識でここまできちゃったよ。

この段階で知れたのは、良かったけれどね。

というのも、目標達成を口にすることによる脳の活性化や行動の変化ってのは、いろんな本に書かれていたんだよね。

ミーハーな俺は、世間の評価が高い本ばかりを読んでいるけれど、そんな本たちに共通して書かれていることは信憑性が高く、大事な話だと思っている。

最近読んだ中で一番面白かった本がこれ。

ありきたりな自己啓発と思わせておきながら、何かを成し遂げたいならちょっと辛い道を選べ！と上辺じゃない本質の大切さを教えてくれる本。

マジでオススメだよん。