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春なのでたまには恋愛の話

こんにちは。

30代にもなると結婚の話題はつきものです。
むしろ一周回って結婚の話も落ち着いてきた気もします。

「結婚願望がないんだと思ってた」なんて言われたこともありますが、結婚をしたくないと思ったことはありません。しかしながら「とにかく結婚したい!」という大きな熱意があるかというと、無理にするものでもないと思っているのが実際のところです。

友人や先輩には、「結婚できると思うけどね」「理想が高いんじゃない?」なんてことを言われたりしますが、こちらもなんでですかね〜としか言いようがありません。

そこで、本日は私なりに結婚できない理由を考えてみたいと思います。前向きに。

1.結婚できる人と私の違い(仮説)

これは結論から言えば、人生設計の中に結婚を描いているかどうか?の違いだと考えています。

もちろん、描けば100%敵うというわけでもないかとは思いますが、目標達成への第一歩はいつだって「ゴール設定」と「現状把握」なのです。結婚へのゴール設定がないと、アクションも起こせません。

余談ですが、理想という言葉の対義語をご存知でしょうか?

り‐そう〔‐サウ〕【理想】
1 人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。「理想を高く掲げる」⇔現実。
2 理性によって考えうる最も完全な状態。また、実現したいと願う最善の目標あるいは状態。

Weblio辞典

「現実」ですね。これは、理想は現実と相反するものというよりは、現状より常に高い地点に掲げるべきであるものということなのではないかと解釈しています。

余談なので言葉の定義はここまでにして、結婚できる人と私の人生の理想に対する違いを見ていきたいと思います。

結婚できる系女子の人生設計

冒頭で「理想が高いんじゃない?」と言われると書きましたが、本問への私の回答は残念ながら「結婚に対する理想はない」です。

私の友人の一人に、宣言通りの年齢で実家を出て宣言通りの年齢で結婚をし、子供を産んだ子がいます。そのような子は、例えば以下のような人生設計を理想として描いているわけです。

結婚できる系女子の人生設計

この例の場合、理想とする男性像はこの人生設計に当てはまる男性になります。

  • 海外志向のある男性

  • 自分が30歳になる歳までに子供が欲しいと思う男性

  • 30歳そこそこでマイホームを持てる、海外旅行にいける経済力を見込める男性

少し嫌な表現をすると、自分の理想を実現するのに必要な条件に合う男性とも言えるかと思います。

私の地元は田舎で、結婚後に仕事を辞めて専業主婦になる人が割と多いのですが、最近は女性がバリバリ稼いでいるケースも多いので、「私が稼ぐからとにかく理想に合意してくれる好みの男性」となる可能性もあるかもしれませんね。

私の人生設計

正直なところ、私はあまり人生設計というものをして生きていません。最近、キャリアプランを考えるにあたりやっとどうやって生きていこうかなということを考え始めました。

それ故まだふわっとしたビジョンのようなもので、計画化まではできていないものの、この理想には将来の夫が登場しないのです。

私の人生設計

私が理想とするのは同じく自分の中の人生設計があって、二人になった場合に一般的な形でなくても二人でいるための道を話し合える人です。

私にとっておそらく結婚というものは人生に関するオプションです。
結婚というものがなくても自分の世界を満たせる、と言えば聞こえは良いかもしれませんが、生物としての生産性を欠いているな、とか、自分勝手なんだろうな、とか思ったりはしています。

二者の違い

まとめると、人生の満足度を100にするための結婚のイメージは以下の図になります。注がれている何かは多様な要素の内2つを例として記載しているだけなので、結婚できる系の方に趣味がないという話ではありません。

私の方も趣味や仕事を結婚より優先していると言うよりは、結婚したいと言う人に出会えた時には結婚を注ぐ隙間を残して溢れないように調整するという柔軟性は備えています。多分。

人生を満たすもののイメージ

2.私は結婚できる系になれるのか?

私にも無邪気に22歳で結婚して〜なんて言っていた幼き時代はありましたが、ある程度大人になってからはまだ出会っていない人との理想の結婚年齢をなぜ描けるのかということがずっと不思議でした。

友人がそうしているのを見ても違和感はありませんでしたが、自分にはその想像ができなかったのです。

恋愛観

前述の人生ビジョンであると、あたかも恋愛の優先度が低いように感じられるかもしれませんが、私は自分のことを結構恋愛体質だと思っています。ただ、あまり好きな人ができるタイプではなく、尚且つ相手から好きと言われて好きになれるタイプでもありません。

母親が父親の悪口を言うのをみていたこともあり、自分は好きになった人のことを別れてからも悪く言うような恋愛はしないと決めています。好きだった人のことを嫌いになるなんて、悲しいことだと思います。

おかげで今でも後悔するような恋愛はありませんし、みんな今でも尊敬できる、人生を応援したい人たちばかりだという点は良い点だと思っています。

自分の理想に相手を当てはめるということをしないのも、相手に期待を持って勝手に失望することを避けているのかもしれません。が、自分の興味が100まで高まっていない人に対し、日常的に時間を割くという優しさがないだけという気もしています。例えば仲の良い友人であっても四半期に一回会えれば満足なのです。

結婚できる系になれる?

このような恋愛観故、理想を描いたとて条件を絞って相手探した相手の中から好きになれる人となると今以上に確率は低くなります。

20代の頃にはマッチングアプリを使ったこともありましたが、やはり条件ベースで選んでいくアプリでは、実際に会ってみても心が動くような出会いを得ることは難しかったという実績もあります(私は合わなかったというだけです)。

さらに私は私の理想に合わせてくれる人よりも自分の理想を持っている人が好きなのです。

以上のことから、結論としては結婚できる系になることは難しいのではないかと思っています。

3.結婚は諦めるべき?

私は未婚ですが、私のように人生設計を自分だけで作っている人の中にも、結婚されている人は少なからずいるのではないか?と想像しています。

また、私が理想とするのは同じく自分の中の人生設計がある人です。そうなると、私がそうであるように私にも相手が自分の人生の優先度を変えても良いかなと思えるような魅力が必要になるわけです。

となると、私の今やるべきことは婚活ではなく自分を磨くことなのではないか?というのが現在の結論です。

正直、近年の私は自分でもちょっとつまらない人間であったと感じます。自分のためにも自分を磨き、面白い人間になること。それが最終的に結婚に辿り着いたとしても辿り着かなかったとしても、自分の人生を100に保つことにも繋がるのだろうと思います。

子供は好きなので、そこだけが女性に生まれた良い点であり難しい点でもあります。この話はまたおいおい。

恋愛自体は活力を与えてくれる良いものだと思うので、外見も磨いて短い春の良き日々も楽しく過ごしたいなと思います。

それでは、今週も一週間頑張りましょう!
ありがとうございました。

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