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宇都宮黄ぶな伝説

江戸時代。天然痘という病気が流行していた時のこと…
信心深い青年がいた。
ある日家族の一人がその天然痘にかかってしまい神頼みをした。
すると神様からのお告げで田川に行って魚を食べさせなさいという事を聞いた。
青年は…
その病に罹っている人に魚を食べさせようと早速田川へ釣りに行った。
すると…大きな黄色い鮒が釣れたそう。
その鮒を持ちかえりその病に罹っている人に食べさせたところみるみるうちに治ったそう。
その釣りをしている人も食べるとその病には罹らなかったそうな。
それを聞いた村人が釣りに行くにも一向に釣れず…
代わりに黄色の張子を作った。
その張子を神棚や玄関先に飾ったところ…
天然痘には罹らなかったそうです。

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