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十三夜

 

今日は十三夜ですね。

中秋の名月からひと月後のこの月は

「栗名月」「豆名月」、

後の月(のちのつき)ともよばれます。


どちらか片方だけしかお月見をしないと

片見月といって縁起が悪いと忌み嫌われました。


中秋の名月を愛でる風習は

中国に由来する文化ですが、

この十三夜を愛でるのは日本のオリジナルですね。


外来の文化を受け入れた上で

秋の澄み渡る月の美しい季節の

まん丸のお月様じゃない満ちてゆく月を愛でるという感覚は

「日本的」だなあとつくづく思います。


国によって「美意識」は大きく異なりますね。


レンタル着物でも選ぶ柄の好みに国柄もあらわれるようです。

もっとも昨今では洋服デザインのような柄の着物もありますから

年齢層、各個人それぞれで

時代とともに好みも変化してきているのかもしれませんね。


それでも私はやはり日本的な美意識が好きです。

そしてそんな美意識をもっと磨いていきたいと思う今日この頃です。


こちらは今日も朝から秋晴れの気持ちの良いお天気で

今宵の十三夜、楽しめそうです。


皆様も素敵な夜をお楽しみください!


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