「終わり」が近づいてきたと感じたとき
軽い脳梗塞で病院に担ぎ込まれてから、数年に1回は、入院していた父です。大腸癌もありました。「人間長く(なごう)生きていたら、なんかあるわいな」で全てを笑えるところが父の良いところだなあと思いつつも、家族はそれなりに大変です。偉いなと思ったのは、何か病気をすると、少しは生活を改めることで、タバコもやめ、お酒も少しずつ減らしていきました。でも、散歩中に転んで大腿骨を骨折してからが、衰えていくスピードが速くなったように思いました。
人間、足腰が弱ると、だんだん全身的に弱ってい