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24時間戦えません

日本がバブル経済真っ盛りのころには、24時間戦えますか、などという広告が流行った。

「24時間も戦えるわけないじゃないか!」とツッコミを入れながらも、そのくらい戦うことを目指すのもいいんじゃあないか、とジャパニーズビジネスマンたちは漠然と感じていた。バブルの頃は、そんな雰囲気があったのだ。

今、24時間戦えますかなどという広告を出せば、法律や倫理で激しく叩かれるか、壮大なギャグとして消費されるだろう。どちらにしても、今の時代にはそんな広告は受け入れられない。

でも、まだまだ24時間戦おうとしている人たちも、意外と多いように感じる。

朝起きてから夜寝るまで、常に何かの予定を入れて、それをこなしながら生活している。土曜日も日曜日も、祝日も夏休みも、常に何かで時間を埋めて、そこにエネルギーを使って生きている。

特に高校生までの年齢の人たちは、自分で選んだことではなくて、親や先生から与えられ、準備されたことを、つまり、自分が能動的に好きで選んだことではないことを、「これをしないと将来に影響する」などと言われて、それを信じて、ひたすら目の前のタスクをこなしている。

まるで24時間戦っているように見える。

もちろん、受験勉強もしなければならないし、塾にも行かなければならないだろう。学校では部活もあるだろうし、時には朝練や昼練も行われるだろう。大会前の週末は、朝から晩まで練習があって、家に帰る前に塾に寄って、帰ってから宿題や自主練をさらにこなさないと、ついていけない。一度みんなの進度から遅れると、もう追いつけない。

でも、目の前に提示されたタスクを24時間こなす生活を続けていると、どこかおかしくなってしまう。盲目的な生活を続けていると、一体何のためにそれをやっているのかさえわからなくなるし、そんな問いを問うことも忘れてしまう。

そんな人は、一度立ち止まって、休んでみるのもいい。

「そんな!休むなんてできないです!」という人もいるだろう。休むことが怖いと感じるかもしれない。

休むと思うことに抵抗があるなら、リカバリーと考えてみるのもいいだろう。

今目の前にある、与えられたタスクをこなすことをいったんやめて、立ち止まることで、それまで溜まっていた疲れをリカバーする。なくなっていた必要なエネルギーを補充する。パワーアップする。

そしてまた再スタートすればいいのだ。

そのほうが、後のことを考えれば、うまくいくことも多いだろう。

24時間など戦えないのだから、たまには立ち止まってリカバリーも必要なのだ。

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