キックオフNZ

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キックオフNZ は、NZのロトルアにオフィスのある、2003年設立の現地無料留学エージェントです。ウエブサイト( kickoffnz.co.nz )で平日毎日更新しているダイレクターブログをより掘り下げた内容を書いていこうと思います。

マガジン

  • シリーズ・留学を考える

    ここでもう一度、留学って一体何なのか、ということを、シリーズで書いてみようと思います。 留学って、多くの人が抱いているイメージ通りのものなのか? 留学を考えるだけで、何かが変わるのか? 留学を決断し、留学をして、留学を終えると、一体何が変わるのか? 留学に興味がなく、人生で一度も留学をしない人たちと、留学をした人は何が違うのか? 実際の留学生活はどんなものなのか? 今までにどんな留学生がいたのか? などについて書いていきます。

最近の記事

円安での留学を考える

円安が過去にないほど進んでいる。 今日2024年4月30日現在、1NZドルが93円程度で推移している。2000年頃には49円台をつけたことを考えると、NZドルに対する円の価値は24年間でほぼ半分になっている。 日本からニュージーランドに留学をする人たちにとっては、大きな大きな問題だ。弊社は留学費用はすべてニュージーランドドルで、それぞれの項目と金額をきちんと明記してご請求差し上げるけれど、同じ留学費用でも為替が変わると、お支払いいただく費用も大きく変わる。 円安だと留学

    • 留学するかどうかを決める2つの基準

      長期の留学をするかどうかは、人生の大きな決断だ。 決断をするときには、2つの大きな基準がある。 ひとつは、留学生活そのもの。もう一つは、留学後の生活だ。 多くの人は、留学をする前は、留学生活のことを考える。学校、ステイ先、毎日の生活、取得できる資格、そしてもちろんそれにかかる費用など、どんな留学生活を送ることができて、それは日本で生活を続けた場合とどんな違いがあるのかを考える。 それはとても大切な基準で、この部分の情報をしっかりと集めて、考えて、決断をくだす必要がある

      • 春休み短期留学生たちが帰国

        日本の春休みを利用して短期留学に来ていた留学生たちが、先週日本に帰っていった。 短い人でも4週間、長い人だと8週間の留学だった。 4週間の語学留学生も、その滞在をとても楽しんでいた。ホームステイも最高だったと言っていたし、留学期間の途中にあったイースターホリデーには、一人で国内プチ旅行にも出かけていた。今年の3月4月は特に例年よりもいい天気が多くて、放課後や週末に外で遊ぶ機会もとても多かったのも良かったのだろう。 約2ヶ月間ニュージーランドで留学をした人は、「やはり2ヶ

        • 誰もあなたのことなど見ていない

          人になにか言われたらどうしよう、といつも気にしている人がいる。 特に十代の人たちは、かなり強く他人からの視線を意識する。 それ自体は全く悪いことではないし、気になるものは仕方がないと思う。 でも、年齢を重ねるとだんだんわかってくるけれど、あなたが思っているほど、他人はあなたのことを見ていない。誰かになにかを言われたときは、たまたま見られていたときか、意識的にその時だけ見ようと思って見られていたときだけだ。 どちらにしても、その時にあなたを見ていた人が、あなたのことをず

        円安での留学を考える

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        • シリーズ・留学を考える
          29本

        記事

          自分を過小評価してはいけない

          いろんな留学生を見てきたけれど、自分を低く評価する傾向のある人は、結果的に自己評価以上の結果は得られないように思う。逆に、それはちょっと言い過ぎではないのかというくらい、自信満々な自己評価をする人は、結果的にそんな人になっていく。 自分がそんな人だから自分のことをそのように評価するのではなくて、自分のことをそのように評価するから結果的にそんな人になっていく、というのが、どうも正しいのかもしれない。 たとえ謙遜でも、自分のことを過小評価し続けていると、なぜか実際にそんな人に

          自分を過小評価してはいけない

          時間は伸び縮みする

          ニュージーランドでは、4月7日日曜日でデイライトセービングが終わり、日本との時差が3時間になった。 正確には7日の午前3時になったら時計を1時間戻して2時にするらしい。ネットと繋がっているデジタルの時計は自動的に3時が2時になるようだ。 とても不思議だ。 毎年9月の最終日曜日にデイライトセービングが始まるときには時計を1時間進めて、4月の第一日曜日に1時間戻す。始まる日は1日が23時間で、終わる日は25時間になる。 とても不思議だ。 でも考えてみるとデイライトセービ

          時間は伸び縮みする

          やはり言葉には力があるのかも

          夢を言葉にすると叶う、などと言う。 いつもポジティブな言葉を使うといいことが起こる、とも言う。 そして、言葉がその人を作る、とも言う。 なんとなくそうなのかもしれないと思うけれど、逆にほんとうにそうならすごく簡単だとも思う。 言葉にするだけで、思い通りにことが運ぶ。人生そんなのでいいのかと思う。 でも、いろんな人が同じように言うから、それは一つの事実なのかもしれない。 だったら一度、言葉をものすごく丁寧に使って、注意深く言葉を選んで、言葉にしたことをイメージして、

          やはり言葉には力があるのかも

          あれは異邦人との接触の話

          今年日本で人気があったテレビドラマが最近 ニュージーランドの Netflix で配信になった。 昭和の時代に生きている熱血体育教師が、令和にタイムスリップをするという設定だ。ニュージーランドの Netflix ではまだ全話配信されていないけれど、日本では全て放送が終わったようだ。 まだ全て見ていない段階で、感じたことを少しだけ書いてみようと思う。 どんなドラマや映画もいろんな見方ができると思う。あのドラマを、昭和を懐かしむドラマだという人もいれば、時代の移り変わりを描い

          あれは異邦人との接触の話

          五感で感じて現実に戻ってくる

          スマホの画面を一日中見るのが日常になって、さらにAIが出てきて、それらを使うのがあたりまえになって、現実とは違う世界の中にいつもいる生活になって、現実って一体何?と感じることも多くなってきた。 もし一日のうち半分以上、AIが作ったバーチャルな世界に接しているのなら、もうそれを現実と呼んでもいいだろう。モニターからふと目を上げたときに見える「現実」らしき目の前の世界も、モニターの中のバーチャルな世界も、どちらがどちらかわからない。 それはもう全て脳の働きなのだ、という人もい

          五感で感じて現実に戻ってくる

          世代が違うと価値観も違うのはなぜだろう

          世代が違うと感じ方も考え方も価値観も、全く違うことに、たまに驚かされる。 弊社では10代20代の留学生が多いけれど、彼ら彼女らを見ていると、昭和生まれのわたしたちとは全く違うと感じることが多い。 考えてみると、生きているのは同じ時代なのに、世代が違うといろんなことがこうも大きく違うのはなぜだろう。触れている情報が違うのか、周りにいる人が違うのか、そもそも年齢が違うことが原因なのか、それとも根本的に何かが違うのか。 ただ、Covid-19のような世界的に大きなインパクトを

          世代が違うと価値観も違うのはなぜだろう

          大人になってから勉強したくなるのはなぜだろう

          高校生くらいまでは、勉強なんてつまらないものだと思っていた。 起きたくもないのに朝早く起きて、学校に行って、毎日毎日決められた教室で狭い机の前に座って、聞きたくもない先生の話を聞く。 勉強って、なんて面白くないんだろう、と思っていた。早くそんな生活から抜け出して、勉強なんてしなくてもいいようになりたいと思っていた。 でも大人になってしばらくすると、なぜか無性に勉強したくなる。 あんなことも知りたい、こんなことがわかるようになりたい、と思う。 そして、中学や高校でもっ

          大人になってから勉強したくなるのはなぜだろう

          とりあえずやってみる

          とりあえずやってみるのがいい。 あっ、これがやりたい。 あっ、ここに行きたい。 あっ、この人に会いたい。 そんなことを思ったら、それをやり、そこに行き、その人と会う。 それをすることで、それまでのルーティンが崩れるかもしれない。 それをすることで、他の人とのスケジュールを調整する必要があるかもしれない。 それをすることで、少しお金がかかるかもしれない。 でも、思いついたらとりあえずやってみる。 だって、自分がやりたいこと、行きたい場所、会いたい人なのだから。

          とりあえずやってみる

          NZに差別はあるか

          これから留学に来る方からのお問い合わせで、たまに「ニュージーランドには差別はありますか?」と聞かれる。 せっかくニュージーランドに期待一杯で留学に行って、差別されて嫌な思いをするのは避けたいという気持ちはよくわかる。 でも、ニュージーランドでも日本でも、どの地域でもどの国でも、差別はある。 ただ、ニュージーランドはどちらかと言えば差別されることは少ない国だと思う。 例えば性別で、例えば年齢で、例えば民族で、例えば国籍で、例えばなんらかの所属や信条で、差別するのはいけな

          NZに差別はあるか

          一生懸命やっているだけではうまくいかない

          正直に、誠実に、一生懸命やると、必ずうまく行く。 そう言う人がいる。 確かに、正直、誠実、一生懸命は何をするにもとても大切だ。仕事も、人間関係も、留学も、全てにおいて前提となる。 うそつきで、不誠実で、いい加減な人は必ずどこかで失敗する。 でも、ただ単にいつもずっと同じように、正直で誠実で一生懸命、目の前のことをやっていれば、それで全てうまく行くかというと、そんなことはないだろう。ずっと今まで、正直に、誠実に、一生懸命やってきたのに、なぜうまくいかないのか、と感じてい

          一生懸命やっているだけではうまくいかない

          留学生たちの夢が変わってきた

          弊社では毎年学年が始まるこの時期に、長期の中学高校留学生にはゴールセッティングを行っている。 まずは10年後〜20年後の大きなゴール、夢を書いてもらう。それは実現可能かどうかは関係なく、今自分が考えているできるだけ大きなゴール、夢を考えてもらう。 そして、留学終了時点でのゴール、今年の学年末のゴールを、こちらは具体的に考えてもらって、それらのゴールを達成するためにどうすればいいのか、毎日、毎週やるべきことまで、まずは留学生に考えて書いてもらう。 書いてもらったゴールセッ

          留学生たちの夢が変わってきた

          NZでは3月1日から秋になったと言う

          今日は3月1日。 ニュージーランドでは、公式に秋が始まったと表現する。 3月から5月が秋、6月から8月が冬、9月から11月が春、そして12月から2月が夏だ。 日本のように、肌寒い日が増えてきたことを感じて「秋になりましたねぇ」などというのではなくて、3月1日だ、今日から秋だ、という感覚は、日本で生まれ育った人には少し違和感があるだろう。 でもニュージーランドでは今日から秋だ。暑くても寒くても秋になったと表現する。 今日のロトルアの最高気温は25度、最低気温は11度の

          NZでは3月1日から秋になったと言う