散歩とマインドフルネス瞑想、からっぽの僕は空になった
散歩にでかけるのに、ちょうどよい陽気になってきましたね。
僕のように、今日散歩に出かけた人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
散歩中に思いついた、
『散歩することのメリット』をネタに記事を書こうと考えてましたが、
今更感がすごくて、断念しました…
なので、ここでは僕が散歩中にやっている、
『マインドフルネス瞑想』についてお話しようかな、と。
マインドフルネスとは
簡潔に表現すると、
「今、この瞬間のことに意識を向けること」です。
過去の出来事や、未来の予定などといったことは一旦置いて、
その瞬間の自分の思考、体感覚を観察します。
そして、良い悪い、好き嫌い、といった判断をせず、
ただただ、その時の出来事を客観的に見ます。
マインドフルネス瞑想とは
「マインドフルネスの状態に入るための取り組み」を指します。
瞑想というと、お寺でお坊さんがやっている座禅を浮かべますが、
座禅とマインドフルネス瞑想は、非常に似通っています。
まあ、仏教の瞑想技術にヒントを得て派生したものが
マインドフルネス瞑想なので、似てて当り前ですね。
マインドフルネス瞑想のメリット
主に、以下のようなものがあります。
ストレス軽減: 日々のストレスに対してより冷静に対応できるようになる
集中力の向上: 集中力が高まり、生産性が向上する
感情の安定: 感情が安定し、過剰な反応が少なくなる
自己認識の向上: 自分自身の内面的な思考や感情を深く理解することができるようになる
マインドフルネス瞑想の実践例
マインドフルネス瞑想はいろいろなやり方があります。
極端なことを言えば、
マインドフルネス状態に入ることさえできれば、
何をしていてもマインドフルネス瞑想です。
以下は、誰にも気づかれずに実践する方法です。
実践例①.呼吸に集中する
鼻から吸った息（吸気）が気道を通る感覚に集中する
苦しくない程度の時間、息を止める
肺、気道、鼻を通過して出てくる息（呼気）の熱を感じる
実践例②.ボディスキャン
手の指先から、肘、肩の順に意識を向ける
肩から背骨を通り、腰、脚、足のつま先の順に意識を向ける
今度は逆に、足のつま先から手の指先へと、意識を向かわせる
実践例③.カウントアップ
数字を1から順に、好きな数字まで数える
数え終えたら、また1に戻ってカウントアップしていく
マインドフルネス瞑想の実践時の注意点
マインドフルネス瞑想の実践において、
注意しなければならないポイントがあります。
それは、
瞑想中に浮かんできた思考を深追いしない、
ということです。
瞑想中は、必ずといっていいほど思考がカットインしてきます。
そして、そういった思考は、
過去あるいは未来へ向けられています。
マインドフルネス瞑想は、
「今、この瞬間」に意識を向けることが大切です。
思考が浮かんできたら、
「ああ、今自分は○○のことを考えているな」という具合に、
自分の思考に気づいて、観察しましょう。
僕がやっているマインドフルネス瞑想
以下は、僕流のマインドフルネス瞑想のやり方です。
散歩に出かける
左足を踏み出し、その足の重みが失われたイメージを浮かべる
右足を踏み出し、左足と同じようなイメージをする
左右の足で、交互にそれを繰り返す
つまり、
僕は散歩しながらマインドフルネス瞑想をやっています。
長く続けていますが、まだまだ未熟で、
歩いているといろいろな考えが浮かんできます。
ですが、効果はありました。
マインドフルネス瞑想で回復した僕の体験談
僕をITエンジニアを本業にしていますが、
今の職場に来た時は慣れない環境や不規則な労働時間のせいで、
毎日頭を痛めていました。
あの頃は、正直に言って、
「この世からいつ居なくなってもいい」、とまで考えていました。
ですが、マインドフルネス瞑想を実践してからは、
ゆっくり効果があらわれ始めて、
今ではすっかり回復しています。
終わりに
ストレスが溜まっているときの考えって、
どうしてもネガティブな方向へといきがちです。
その思考を追いかけ続けると、
そりゃまあ、行き着くところまでいってしまうでしょう。
ですが、自分が考えていることを客観視できるようになると、
「あ、この思考は悪い方向へ向かおうとしている」と
気づくことができます。
興味のある方は、マインドフルネス瞑想を始めてみてください。
状況が必ず改善する、という保証はできませんが、
少なくとも悪い方向には向かわないはずです。
もしかしたら、良い方向に変わるかも――と考えたら、
ちょっとだけ興味が湧きませんか？
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