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奇縁堂だより25【本の紹介:夏の物語・小説編①】



8月も下旬になり,子ども達の夏休みが終わりに近づいていますね。

それでも暑い日が続き,夏はまだ終わらないといったところでしょうか。

今回の「奇縁堂だより」は,前回に続いて"夏の出来事・夏の物語"の本を紹介します。


前回は絵本を紹介しましたが,今回から3回にわたって小説を紹介いたします。


紹介作品一覧

・『カクレカラクリ』
・『FLY』
・『白色の残像』
・『向日葵の咲かない夏』
・『あと少し、もう少し』


作品紹介

・『カクレカラクリ』 (森博嗣 : 著) 文庫, ¥150(税込)
 秘境のような小さな村に,明治初期に天才からくり師によって仕掛けられた“隠れからくり”があった。

それが120年後の今年動きだすという… 

しかし,そのカラクリが一体どんな装置 なのか,そしてそれがどこにあるのか誰も知らない。

この壮大な謎に廃墟マニアの大学生が挑む!

・『FLY』 (新野剛志 : 著) 文庫, ¥250(税込)
 ある夏、高校生の向井広幸は戸浦という男性と知り合う。

広幸は、ある時戸浦が指名手配犯であることを知ってしまう。そして、広幸は戸浦のことを警察に通報する。

しかし、戸浦は広幸が通報したこと察知して逃亡する。

その事件から数か月後、戸浦が広幸の前に現れる。そして、戸浦は広幸の恋人を彼の目前で殺害し、再び逃亡する。

広幸は戸浦を追う!

最初の事件から15年という長い年月を掛け、広幸が執念の追跡の果てに見つけたものは…


・『白球の残像』 (坂本光一;著) 四六判, ¥330(税込)
 
球児たちの青春をかけた夏の甲子園大会。

千葉県代表と茨城県代表の両校の監督は、かつて大阪代表の名門高校でバッテリーを組んで甲子園大会で優勝した。

しかし、ある不幸な事故が両監督の試合を遺恨試合に変えてしまった。

そして、甲子園大会開催中に起きた野球賭博のハンデ師殺人事件。

犯人は? 強豪打線秘められた謎とは? 第34回江戸川乱歩賞受賞作

・『向日葵の咲かない夏』 (道尾秀介;著) 文庫, ¥250(税込)
 
夏休みを迎える終業式の日。ミチオは先生に頼まれ,欠席した級友の家を訪れた。

そこで見たのは首を吊って死んでいたS君…

学校に知らせ戻っている間に,彼の死体は忽然と消えてしまう。

一週間後,S君はあるものに姿を変えて「僕は殺されたんだ」と訴えながら現れた。

S君の身に一体何があったのか。S君は本当に殺されたのか?そしてS君の遺体はどこに行ってしまったのか?

ミチオは妹のミカと二人で事件の真相を追い始める…


・『あと少し、もう少し』 (瀬尾まいこ : 著) 文庫, ¥330(税込)
 
陸上部部長の桝井は,中学生最後の駅伝大会に出場するために,メンバー集めを始める。

そして集まったのが,桝井と元いじめられっ子,不良男子,頼み事を断れない男子,プライドの高い男子,桝井の後輩の男子といった個性あふれる6人。

ただ,そんな6人で行う練習が順調にいくはずもなく...。

中学生ならではの壁にぶつかるも,なんとか6人はそれらの壁を乗り越える。

そして、駅伝大会へ!6人はそれぞれの想いを胸に、襷を繋ぐために走る!
疾走感があり,読んでて熱くなる小説です!


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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次回もよろしくお願いいたします。

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