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メンタリストDaiGoさんの謝罪動画(2021年8月14日版)の感想

こんにちは。
ツイ廃改めてYouTube廃人の木賀ちお🐧です。

読もうと思って買った本も、ついつい動画を見てしまい積ん読になりがちです。

このnoteでは、時々お気に入りYouTuberさんの動画について感想を述べたりもしているのですが、最近一番話題となっているYouTuberさんの動画と言えば、メンタリストDaiGoさんの炎上動画と、その後の謝罪動画ではないかと思います。

DaiGoさんの炎上の発端となったホームレスや生活保護受給者の方に向けた発言は、あまりにも露悪的過ぎて、元々DaiGoさんの発言に好意を持って見ている視聴者向けの、辛口を売りにした回の動画といえども、決して納得や共感に繋がるものではなかったように思いました。

その後、弟の亮吾さんがお兄さんの発言に対しお詫びのコメントをされたり、DaiGoさんに長文の手紙を送られたりしたのがきっかけになったかどうかは分かりませんが、翌日すぐにDaiGoさんはお詫びの動画を上げられました。

その動画では、影響力のある立場の人間として間違った発言をしてしまったことに対する謝罪をされました。

理論的に自分の悪かった点と、その発言に至ったもっとも大きな原因であるご自身の無知を反省し、同じことを繰り返さないために、自分が傷つけてしまった人たちのことをよく知るために勉強をする。という決意を述べられていました。

DaiGoさんとして、昨日の時点ではそれが精一杯の発言だったと思います。

しかし、頭が良くて自分に絶対の自信があって、これまでの努力によって成功をおさめている自負を持ったDaiGoさんにとっては、公式にご自身の非を認める動画を出すことは、頭では当然のこととわかっていながらも、まだ心からは納得されていないように感じました。

知識が豊富で、様々なことを知識で解決してきたこれまでのDaiGoさんらしく、理論的な謝罪動画ではあるけれども、見ている側の心に響かないというのが正直な感想でした。

それが今日の動画では、一転して昨日の謝罪を取り消し、あらためてご自身の非を認め、お詫びの気持ちを述べられているものに変化していました。

前日の動画で公言された通り、実際にご家族やご本人が生活保護を受けている方や、ホームレスの支援をされている方に話を聞いた上での謝罪です。

今回の内容は、ご自身が最初にされた発言がどれほどに当事者や関係者、支援者の人たちを傷つけるものであったかを、心から理解された上での謝罪動画になっているように感じました。

実際に関係者の方々から話を聞くなかで、人には様々な事情や立場があり、ほかに選択肢がどうしてもなかったが故に、生活保護を受けたり、ホームレスになってしまう場合があることを理解されるとともに、ご自身のお母様がもし同じ立場だったらどうだったかという点に考えが及んだことで、ようやく自分事に置き換え、頭ではなく心で理解されたように思います。

間違った発言をしてしまうことは、誰にでも起こり得ることで、それが元となって人を傷つけてしまうことも誰でも犯す可能性があります。

そんな時の対処法に絶対の正解は無いのですが、せめて出来ることと言えば心からの謝罪をすることと、自分がそのような間違った発言をするに至った原因をよく考えて、少なくとも同じ事柄に関しては二度と繰り返さないように努めることしかないのです。

DaiGoさんの発言が及ぼした影響は小さいものではないだけに、これをきっかけとして少しでも多くの人たちに生活保護やホームレスへの理解が深まると良いなと思います。

また、本当に困窮した時に国民全員が受けるべき権利を持っている制度として、本当の意味で機能してくれると良いなと願います。

ただの感想文ですが、今日はこの辺で。
ではまた近いうちに。








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