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子離れできたのかも?!

こんにちは、ぱんだごろごろです。


息子の引っ越し~その後~



息子が引っ越してから、一週間が経ちました。

周りの方々から、それまでいた息子さんがいなくなるのだから、寂しくなるわよ、とさんざん聞かされていたのですが、どうも私の場合は、様子が違うようです。

あれほど溺愛していた息子ながら、まず、寂しいという気持ちが起こらない。

これは多分、仕事が忙しいからでしょう。

毎年のことですが、12月は仕事が再繁忙期に入り、残業続き、帰宅時間も普段にくらべて1、2時間は遅くなるため、家に帰ってからも軽く食事をして入浴して寝るだけといった日々が続きます。

こういう日々では、家人と口をきくのも億劫になる私。

そこへ、毎日がリモートワークで、外に出て人と話す機会があまりないせいか、夫が食卓に座る私に、あれこれ話し掛けてきます。

もうそれだけで、ひととの接触は十分です。

とくに息子の存在を必要だとは思わないのでした。


もともと家にいる間は、自室に籠もっていることの多かった子です。

息子の姿を見る度に、
『何て愛くるしいのかしら』
と、親バカ全開のようなことを考えていた私ですが、我にかえってみると、30歳を過ぎた成人男性が愛くるしい訳がないのです。

ああいうのは「愛くるしい」ではなく、「むさ苦しい」と言うはずです。

しかも大抵、一階に下りて来る時は、なにか食べるものを探すためだった息子です。
冷蔵庫の傍に立つと、冷蔵庫が小さく見える男のことを、可愛い可愛いと思っていた私って、一体何だったのでしょう。

息子の部屋を見て、今はここよりも狭い部屋で暮らしているんだなあと思っても、特に不憫だなという気持ちは起こらず、まあ、できるところまでやってみることだわ、とライオンの親のような突き放した気持ちになるのでした。

この豹変ぶりは一体何なのでしょう。

去る者日々に疎し、とか?

もう息子が可愛くないのかと自分に問えば、そんなことはなく、今も可愛い我が子に変わりはないのですが。

居ないなら居ないなりに済んでしまう。

やはり忙しくて、感傷的なことを考えている暇がないからでしょうか。

夫の相手だけでいっぱいいっぱいになっているからでしょうか。

あんなに可愛いかった猫ちゃんがいなくなっても寂しくない。

変だな。

もしかしたら、いつでも電話やラインで生存確認ができるから安心しているだけなのかしら。

良い方向に考えれば、私は、子離れができて、自立した、真の高齢者になった、ということなのではないでしょうか。

子どものことが気にならない。

そうだ、そうなんだわ、今こそ私は、子離れしたのよ!


ということに、しておきたいと思います。




今週のトロフィー


今週は、トロフィーを一つ頂きました。
スキを付けてくださった皆様、どうもありがとうございました。



*タイトル画像はkuroさんからお借りしました。ありがとうございました。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
楽しい日曜日をお過ごしくださいね。


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