＜他人の自慢話を許容する＞

ーーたいていの人は、自分はどんなに自惚れ屋でも、他人の自惚れは嫌うものだが、しかし、私は他人の自惚れに出会うといつもなるべくこれを寛大な目で見るようにしている。

自惚れというものは、その当人にもまたその関係者にも、しばしば利益をもたらすと信ずるからである。

したがって、人生の他の様々な楽しみとともに、自惚れを与えてくださったことに対して神に感謝するとしても、多くの場合、必ずしも道理に合わぬことではあるまい。

「だからどうした？」と言ってみたい。

だからどうした度数：5（★★★★★）

だからどうした。聞いてない。政治家と知り合いと言われたときほど、だからどうした。政治家と知り合いの人は自分から知り合いだと言わない。これを言ってくる人がどんなタイプなのかはもう、推して知るべしである。挨拶したくらいでは知り合いではない。

だからどうした度数：4（★★★★☆）

来ました。noteにおける「だからどうした？」の極致。毎日投稿がんばってます、である。これほど他人の人生を左右しないこともなかなかない。毎日投稿をやって、その結果どうなっているのだろう。物事のプロセスを美徳とするのが日本人だが、知りたいのはその結果だ。アピールはいいけど、だからどうしたのだ。

だからどうした度数：3（★★★☆☆）

これもまずまず。どこに住むか、戸建てなのか賃貸なのか、中古なのか新築なのか、注文住宅なのか。そんなことは他人から見ればどうでもいい。住む場所へのこだわりはわかるが、それは分かり合える人とだけ話していてほしい。一生賃貸派の人間や、こだわりのない人間から見れば、心底「だからどうした」案件である。

だからどうした度数：5（★★★★★）

出ました。やはり「ベンチャー」という言葉の「だからどうした度数」は高い。青空に伸びている。過去に「ベンチャーっぽい人」という悪意たっぷりの記事を書いたのだが、それに通ずるものがある。職業や会社に貴賎はなく、問題はそこで何を為すかが知りたいところなのだ。

だからどうした度数：5（★★★★★）

わかったわかった。それはすごいことだ。本当にすごいことです。給与所得+事業所得が最強なのは気づいている人は気づいている。本業を超えたのはわかったから、その収入でどんな楽しいことをしているのかを教えてくれ。副業で稼げるのはわかった。わかったからその目的を具体的に教えてほしい。頼む。

＜あとがき＞
だからどうした？　と言える人って本当にすごいよなぁ、うらやましいなぁと思ったりします。嫌われたとしても関係ない、というか。それでも自分を好きでいてくれる人とだけ付き合えばいい、みたいなある種の割り切りが気持ちよく見えるものです。あ〜、私の毎日投稿はもうすぐ500日だなぁ。今日も最後まで、だからどうした。