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志村のパワー恐るべし。

昨日は地上波で映画『るろうに剣心』が放送されていた。夜、仕事から帰って特に見るべきものもなかったので、もはやBGM的に『るろうに剣心』を流していたのだが、テレビからは、やたらと

「緋村(ひむら)はどこだ、緋村はどこへ行った」

という声が聴こえてきた。


「緋村」とは『るろうに剣心』の主人公「緋村剣心」のことである。映画では佐藤健が演じておられる。

で、妻に言った。

「ねぇ、緋村はどこだ、の緋村をさ、
 “志村”に置き換えたら、バカ殿じゃね?」



「たしかに」と言って2人で笑った。


「緋村はどこに行った!」

「志村はどこに行った!」

バカ殿だ。


「え?緋村に会ったことがあるの?」

「え?志村に会ったことがあるの?」

バカ殿だ。


「緋村の行方を追え!」

「志村の行方を追え!」

バカ殿だ。



「緋村と話をしたい。
 そこを通してもらおうか」

「志村と話をしたい。
 そこを通してもらおうか」

バカ殿だ。



もう、佐藤健たちがどれだけシリアスな演技をしても、白塗りで、ちょんまげで、オレンジの服を着て、「あぁヒマだなぁ」と言って、桑マンからちょこまかと逃げ回る少しエッチなバカ殿しか浮かんでこなくて、それがおもしろかった。


バカ殿、恐るべし。


まずさ「バカ殿」ってネーミングがすごいよ。
「バカ殿」だよ? あと、この記事のサムネ画像。見れば見るほどおもしろいよ。

みんなの心の中に志村




〈あとがき〉
バカ殿と言うよりはドリフです。志村けんは誰だって好きなのではないでしょうか。小さな頃は「けんちゃん」と言って、兄妹みんなで爆笑させてもらいました。るろうに剣心のように、ベースがシリアスであればある程、あのすっとぼけたバカ殿とのギャップでにやけてしまいます。緊張と緩和ってやつですね。今日もありがとうございました。

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