小谷美紗子さん（以下、敬称略）はご自身で作詞作曲をし、ピアノの弾き語りもされている、知る人ぞ知る偉才の歌手です。
彼女の声と歌詞と音は一体となって心に突き刺さります。柔らかくて透明感のある声、美しいピアノの調べに乗せる鋭利な歌詞が魅力なのです。

今回は、感情を鷲掴みにされた経緯から、文書が少し変です。ご了承ください。

出会いの曲　と　余談すぎる余談

専門学生の頃、交流のあった高校時代の友達から何故かカセットテープでおすすめの曲として、もらいました。多感で色々あった時期に聞いたためか、透明で美しく鋭利なその曲がわたしの心をものすごい勢いで切り裂きました。
負の淵へ落ちて、危うく命を落としかけました（大袈裟ではなく、本当にそうでした）。

わたしの異変に気付いた別の友達にそのカセットテープを取り上げられる程、小谷美紗子の表現物全てがわたしを揺るがしたのです。
まるで、「暗い日曜日」のようにわたしの心を蝕んだ名曲。その時に初めて、言葉の恐ろしさを知りました。

なんの話やねん、ですが、そうゆう事なのです。

その時夢中だった曲は、こんな曲だった。
（全然気付かなくていいのですが、元ネタは“今夜はバギーバック”です）

・見せかけ社会
・四季
・the stone
・火の川

当時の多感な時期に、“世の中のせいにした”と自己責任を肯定する内容（私見）に絶望し、恋人とお別れ間近の時に“地球上で唯一結ばれないと分かった2人”“もう戻れない”と強く歌う声に共鳴し。わたしは枯れゆき、うさぎのように赤い目で横たわったものです。

「the stone」と「火の川」は、わたしのカラオケ定番ソングでした。今でも大好きで歌ってます。
四季に至っては、最高の落ちソングでした。でも歌詞も音も大好き、秀逸すぎる。

▪️そのアルバム
わたしのダークサイドと噛み合ってしまっただけでとても良いんです！

▪️ピアノが良すぎるとです（誰？）。

▼他にも弾き語る小谷さんが見れる！
YouTubeのチャンネルです。

余談です。

▪️暗い日曜日という歌について

▪️サラ・ブライトマンの暗い日曜日（gloomy Sandy）はとても素敵です。いい曲が故に魔力。

▪️全く関係ない“今夜はバギーバック”は、
名曲です。永遠のベストソング第一位です。

再会の曲　の　アルバム

友達にカセットテープを奪われて（？）から数年が経ち。社会人になり、一人暮らしを始めたばかりの頃。近所のCD屋さんの試聴コーナーに、小谷美紗子の新曲アルバムを見つけるやいなや、一目散に駆けつけたわたし。
久しぶりに聞く声と歌詞は、明らかに柔らかく変化しており、その頃のわたしに染み込んで馴染んでいきました。歌詞は特性がありつつも柔らかく、生きる方の力を沸き起こしてくれました。

こんなに、声と感情が直結していて魔力がありすぎる歌手の声は聞いた事がありませんでした。
（いま知る限りでは、Coccoさん、青葉市子さん、タテタカコさん、倉橋ヨエコさんなどでしょうか）
わたしも成長し、昔のアルバムも心を落とさずに聴けるようになりました。

▪️久しぶりに出会ったアルバム
ものすごくものすごく大好きです。全部すき。

好きなアルバム　「宇宙のママ」

全部すきなのですが、特に好きな曲は…

・39.5℃
・光の穴
・他人
・紫式部

です、39.5℃は英語の歌詞なのですが、発音が綺麗すぎて聞き惚れる（純粋な日本人からの感想です）。全部好き！

あとがき

彼女の発する音楽の全てが好きです。
旋律、声、歌詞、どれもとても生々しくて崇高で美しくて力強い。圧倒されまくりです。
こんなふうに生命力を感じる歌を聴ける喜び、心が喜ぶ美しい音。

好きばかりが盛り上がったテンションがよく分からない文章になってしまいましたが、とにかく大好き！という事なのでした。

小谷美紗子さんをご存知方も初めての方も、ここまで読んでくださり、ありがとうございます！
この記事が良い出会いになったら嬉しいです。
気持ちの振り幅に自信のない方は、元気な時に聞いてくださいね！

読んでいただいて、とっても嬉しいです！

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▼好きな本、映画、創作したお話なども▼