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揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。愛がそうしたいと思うときまでは。

この1週間、本業の大型案件や試訳などが重なり、noteをお休みしていました。

少し落ち着いてきたので、またnoteに綴ってみたいと思います。

さてさて、私には高校2年生の息子がいます。
大学に進学したいと普段から言っているものの、いつもゲームしている姿しか見たことがなく、「本当に進路のこと考えてるの???」なんて、母親としてはモヤモヤとした気持ちで見ていました。

ところが、2週間ほど前から、突然、朝4時に起きて朝勉強を始めるようになったのです。

三日坊主で終わるんじゃないかなぁ、なんて横目で見る私をよそに、2日、3日、1週間と続いていき、それは今でも続いています。

あまりの変わりように、一体どうしたことか???と不思議に思っていましたが、息子が朝勉強を始めた理由を話してくれました。

実は、息子自身も「このままではいけない!」と思いつつ、どうしてもゲームの誘惑に勝てず、ただ時間を浪費している自分に嫌気がさしていたとのこと。

でも、どうしてもゲームをしてしまい、その後、自己嫌悪・・・の無限ループ。

ところが、ある動画を見ていると、その中でダラダラ癖について解説されていて、「自分は安易に手に入る快楽にただ飛びついている」ということに、ハタと気づいたようなのです。

加えて、「朝一番に勉強すると効率よく頭に入りやすい」という情報も得たようで、「じゃあ、試しに一回やってみよう」という気になったそうです。

そして、一回やってみると・・・予想以上にサクサクと問題が解けて、夕方や夜に疲れた頭で勉強するよりも、格段に集中力が高まったのだとか。

そのスッキリ感が病みつきになり、今でも続けることができているようです。

それにしても、周りから何を言っても変化がなかったのに、たった一度、自分自身で気づいたことで、こんなにもシフトチェンジするなんて・・・!

揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。
愛がそうしたいと思うときまでは。

雅歌2:7

今回は、この聖書のみことばを体験させてもらったなぁ、と感じています。

親としては、ついつい口出ししたくなりますが、本人の内から湧き上がってくるモチベーションに勝るものはありませんね!

親ができることは、後ろから応援することだけなんだなぁ、と改めて思いました。

そっと見守りつつ、いつまでもよき理解者でありたいな、と願っています。


★The thumbnail image by Anders Jildén on Unsplash.





数年前まで無神論者だった私は、聖書とイエス・キリストと出会い、人生が180度変えられました。
少しでも多くの方に聖書を身近に感じていただければ、という思いで、このシリーズではおもに私自身の経験や聖句を発信しています。
よろしければ、また覗いてみてください。



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