草間弥生美術館を訪れて 〜2018年 京都のフォーエバー現代美術館も振り返る
松本市美術館で草間彌生さんの展示と言葉に感銘を受けて、先日新宿の草間彌生美術館に行ってきました。
母のお墓参りのあと牛込柳町から歩いて向かったのですが、途中美術館帰りの方とすれ違い、持っていたミュージアムショップの袋が可愛くって到着前からお土産も楽しみに期待が膨らみました。
13:00の回だったのですが、少し前に入場できました。
入館すると左手にミュージアムショップ、右手にはいきなり大きな展示と出会います。
階段は上り専用。
5Fまで階段でいくのはきついので上がりもエレベーターを使用しました。
こじんまりしている美術館ですが予約制なのと平日だったからかスムーズに一人の空間も楽しめる時間もありました。
2F、3Fの展示は幻の色という展示でした。
ファサードにもなっている絵も色々な色の組み合わせで描かれた展示がありました。
フロアがこじんまりとしていても天高が高いので絵がダイナミックに展示されています。
4Fはドットのお部屋の中に入っていきます。
とても不思議な世界へ迷い込んだよう。
松本市美術館では、ミラーのお部屋に入ると色々な色のライトがランダムに点灯してこのお部屋のようにドットに包まれる感覚になる展示がありました。
どちらも時間制で、時間になると係の方が扉を開けるのでそれを合図に退出します。
こちらのお部屋に入るときは私を入れて3組で入りました。
時間が来て退出したのですがちょっと堪能しきれなかったと心残りが、、、
退出したあとに待っている人がいなかったので、係のかたに ”もう一度入ることはできますか?” と尋ねると快く再度お部屋に入れていただけたので2度めは一人でこの部屋を堪能することができました。
退出すると、係の方が ”今日は晴れているので屋上でも綺麗に写真が撮影できると思いますよ!” と親切にお声がけいただきました。
5Fに上がると、、、
うわー!!!と叫びたくなるように快晴の空が吹き抜けの天井から除いていました。
陽を浴びてお花の立体展示が。
新宿ということを忘れてしまうような空間です。
松本市美術館のエントランスにある巨大なお花のインパクトは圧巻でしが、これはこれでとても存在感を感じました。
都会にぽっかりと突然現れた異質なお花。
周りに染まらない、とても堂々と存在感を醸し出しているところ。
夢の中、絵本の中に入り込んでしまったかのような不思議な世界。
ベンチに座ってお花と対峙し、しばしゆっくり鑑賞しました。
これまで草間弥生さんといえば現代アートで南瓜やドットだな!という程度の認識で、四国の南瓜もいつか見てみたいなというくらいでした。それが松本市美術館に行き、作品とともに草間彌生さんの言葉がぐっと胸に刺さったので、作品を見る気持ちが変わりました。
今回はその感動を持ったまま訪れることができ、コンパクトな美術館ですがとても堪能できました。
そして、最後のお楽しみミュージアムショップ!
購入したのはシガールとゴーフレット、写真はないですがハンカチも購入しました。
草間弥生美術館とても堪能しました。
そして、書き出す際に今は閉館してしまった京都のフォーエバー現代美術館でも鑑賞したことをお思い出しました!
出張帰りに京都に寄った際、この美術館に立ち寄りました。
事前に知っていたのか、南瓜を見つけて入ったのか忘れてしまったのですが、、、2018年の永遠の南瓜展。
もう5年前のことです。
写真を見てこのときの南瓜のインパクトもすごい!と思ったのを思い出します。
どちらも日本のものだけど時代でこれほどもコントラストが生まれる
この美術館の中にあったカフェに特別メニューがあったので一休み
2019年の2月28日で契約期間満了のため閉館したとのこと。
とても素敵な空間だったので残念ですが、どの環境においても草間彌生さんの作品は展示環境左右されない存在感がありますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?