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子供でいたい大人

42日間のオーストラリア旅も残すところあと一週間。

今はシドニーからエアーズロックへむかう飛行機の中。



先日でレンタカーを返却し、ロードトリップという形での旅は終了。

ケアンズからメルボルンまで行き、そこからシドニーに戻るおよそ5週間の旅。

総走行距離は約7,500km。

ちょうど一年前に、会社の同期5人でアメリカ横断という形で、キャンピングカーで同じ距離を走破した。

しかし、その時に費やした日数は7日間。

改めて振り返るとクレイジーな旅だった。


社会人時代は9日間ですら、「長期の休暇」として喜んでいたが、今考えると旅行に行くには短い。

短期の旅行は旅行前に計画したことの確認作業がメインになってしまうのに対して、長期旅行は思いがけない出来事に出会え、じっくりと考える時間があるからだろう。

事実、こうしてゆっくりとできる時間があり、色々なところにじっくりと目を向けられるので、自分の価値観を揺さぶられることが多い。


何はともあれ、何事もなく車を返却できて良かった。

出国前にお守りとかくれた友に感謝。



シドニーについてからは街徘徊がメイン。

世界遺産としても有名なオペラハウスを見たり、昼間からビールを飲んだり、シティーボーイとしての任務を全うした。(生粋の島育ち)



また、前の会社の同期が駐在でシドニーに住んでいるので、一日シドニーを案内してもらった。

マーケットでカンガルーのキンタマを見せてくれたり、犯罪者博物館なるものに連れて行ってくれたりと、充実した一日となった。

ありがとう。


色々と楽しむことができたが、やはり都市部はお金がかかる。

「楽しむための対価としてお金がかかるのは当然」だと言われればそれまでだが、子供の頃ははお金を使わなくても楽しむことが出来ていたと考えるとなんだかもやもやもする。

大人になったから、というのが納得するためのいい理由かもしれないが、大人になってもきっと秘密基地を作るのは楽しいはず。



大人の秘密基地。なんともエロい響きだが、色々と工夫をして楽しむ心は忘れないようにしていきたい。



とりあえず無事にロードトリップは終了しました。

あとはエアーズロック周辺でアボリジニカルチャーを勉強するのみ。

アボリジニの食べる野草について知れるツアー等、自然の中で生き抜くための知恵を理解することができる良い機会なので、吸収できるものはすべて吸収出来るようにしたいと思います。

今日も良き一日でした。










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