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日常生活の中での視覚支援と環境調整~失敗を減らすために


Rさんは不満に思いますが、困っていることを話してみました

Rさんは置きやすい所にパッと置いてしまいます。

コップを置こうとした時に自分で「机の中心に置かなくちゃ」と思い出せればいいのですが、急いでいたり次にすることがあると思い出せません。

こういう時は見えるもので、ヒントになるものを設置するといいのです。

今回はコップを置く場所をはっきりさせるため、コースターを使いました。コースターは出したり閉まったりせず、常に置いておきます。


ASDやADHDなど発達障害(神経発達症)をもつかたは、うっかりミスを繰り返すことがあります。コツを知っていると、視覚支援や環境調整で減らせるかもしれません。

ただご家庭ごとに事情が違いますから、工夫の内容は変わります。

私が個人で行っている発達相談では、「こんな時どうすれば?」というご相談も受けています。

(療育についての説明が目につきますが、下の方の料金説明まで進んでいただくと発達相談のご案内があります)

失敗続きだと本人の自尊心が傷つきますし、周囲がフォローする手間もかかります。
みんなが気分よく過ごすため、暮らしやすくなる工夫を一緒に考えましょう。



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