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テストの結果が返ってこないかもしれないことを悲しむ娘Mの話

夕方、安倍総理が全国のすべての小学校・中学校・高校・特別支援学校について臨時休校を行うよう要請したとのニュースが流れました。

それを期末テストを終えたばかりの娘Mに伝えると
「えー!テストの結果、返ってこないやん!」
と、真っ先に言いました。

このコメント、2通りの解釈ができます。

①返ってこないほうがいい
②返ってきてほしい

これまでの成績を思うと①の方が有力ですが、文字面+非言語部分を読み取ると②のニュアンスが近かったような・・。

期末テストは3日間でした。これまでは、テストのあった日に帰宅すると微妙な表情を浮かべていることが多かったのですが、3日間とも手応えがあったような表情。

自分なりに試行錯誤しながらコツコツと勉強していたので、きっと手応えがあったのでしょう。壊滅的に記憶ができないのですが、空欄を残さず何かしら書けたみたいです。

ただ、自分の満足のハードルを下げて楽しみを見出す性格の持ち主なので「手応え」がどのあたりを指しているかは、正直分かりません。

親として結果は気になりますが、それが全てではないと思っています。
彼女にはテストの点数では表せない素敵なところがたくさんあるので。
ただ、コツコツ努力している彼女が報われたら良いなと、いつも願っています。

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もしかしたら、、先日
「将来の夢はまだないけど、夢が見つかったときのために学校を選べるようにしておきたい。」
と言っていたので、今回は何かが違ったのかもしれません。

どこで覚えてきたのか分かりませんが、、娘Mは夢を持たなくては!と真剣に思っていて(小学校卒業時に夢を書けず思い悩んでいました)、”夢がない自分”に自信が持てなかったのかもしれません。

それが一つの解決策(延期策?)を見出せたことで、少し落ち着いたのかもしれません。

きっと小さいころ以上に日々いろいろなことを考えたり、悩んだりしているんだなーと、改めて彼女の世界の広がりを感じました。

テストが返ってこないことも彼女にとって一大事ですが、せっかく仲良くなれたクラスの締めくくりの時期に学校生活を送れないのも残念なようです。

今回の状況についていろいろと思うところはありますが、あえて触れません。自分たちでできる限りのことをしつつ、安心していつもの生活が送れる日が来ることを祈るばかりです。

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