自己肯定感と息子
皆さんは「自己肯定感」という言葉を知っているでしょうか?
子育てについてネットや本で調べると、必ず出てくる言葉だと思います。
難しい言葉を並べるのは好きではないため、ここでは簡単に‥
「自己肯定感とは‥私は私のままで素晴らしい存在!!
と、自分を肯定する感覚の事をいいます。」
自己肯定感が低いとどうなるか‥
①人と比べてひがんでしまう
②感情のコントロールが苦手
③人に認めてもらいたい気持ちが強く、自慢話をしたり、時にはウソをついてしまう
④人に依存しやすい
⑤チャレンジ精神が弱い
⑥ネガティブ
など‥
想像してみて下さい。①〜⑥の感情が常に自分の中にあったら‥
少なくとも私は自己肯定感の低い人間でした。
自分の自己肯定感の低さのせいで、子どもたちには辛い思いをさせてきたと思います。
「もっとこうでなくちゃいけない!」
「あの子と比べて、なんでできないの?」
子どもたちの出来るところより、出来ないところばかりを見ていました。
自分の気持ちばかり押し付けて、子どもたちを認めようとせずに‥
今思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自己肯定感の低い親に育てられた子ども(特に息子は)見事に自己肯定感が低く育ちました。
すぐに「どうせダメだ」と諦めたり、「誰も自分を認めてくれない」「自分ばかりを悪者にする」
衝動性が強く、感情のコントロールが苦手だった息子。毎日のように学校から電話がかかってきました。
・友達に手を出した
・物を壊した
保育園から小学校を卒業するまで、折菓子を持って謝りにいった家は数知れず‥
そんな息子は現在中学3年生になり、今週入試です。
今は幼少期学童期の息子からは想像がつかないくらい落ち着いています。
感情のコントロールを覚え、夢に向かって頑張れる気持ちを養えるようにまでなりました!!
どうしてこうなれたのか‥
まずは親である私の意識改革です!
ずっと相談にのって下さっている先生の指導のもと、「出来た事シート」を作っていきました。
息子の「出来ること」「出来ないこと」「今後の願い」を定期的に書き出していくのです。(機会があれば書式を載せさせて頂きます)
課題を明確にするとともに、「出来ないこと」から「出来ること」にフォーカスする。
それを元に、どんなサポートをしたらいいのか。
一つ一つ丁寧に関わっていけるように努力しました。子どもだけではなく、親も感情のコントロールが課題です。
どうしても怒鳴りつけてしまったり、手を出してしまうことも‥ほんの少しづつですが関わりを変えていき、息子もそれに少しづつ応えてくれるようになっていきました。
書き出すという作業はとても大変なことでしたが、「出来ないこと」より「出来ること」の欄が黒くなっていくのがとても分かりやすくまた、視覚で捉えることが出来たおかげで、息子への理解もすすんでいったように思います。
子どもを変えるのではなく、まずは親が変わること。
子どもを認め、理解すること。
この書く作業を通して学んだことです。
そして同時進行で、より多くの「出来た!」という成功体験を積んでいけるようにサポートしていきます。
成功体験についてはまた次回のnoteに書かせて頂きます☺️
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