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博士の生涯ーーアスパラガス栽培、下田式純肝油製造、北海道女学院設立、など

※本記事は根拠となる資料を調査中の項目を多く含むため、後日変更される可能性があります

下田 喜久三 (しもだ きくぞう)

1895年[明治28]
  1月 岩内郡鷹台町(現・岩内町)にて誕生
1909年[明治42]
  3月 岩内尋常高等小学校高等科 卒業
1912年[明治45]
  3月 私立東京薬学校 卒業
1918年[大正7]
  2月 結婚


1921年[大正10] (26歳)
  2月 『瑞洋食品研究所』設立 *
1923年[大正12]
  4月 北海道庁嘱託として渡欧
    (アスパラガス産業視察)
1924年[大正13]
 11月 『日本アスパラガス株式会社』創立
    →大正13年11月8日に起業式を実施
1926年[大正15]
  3月 北海道庁嘱託として渡米 *
    (農産・水産加工事業の調査)

1928年[昭和3] (33歳)
 10月 『私立水産工業試験所』設立 *
1930年[昭和5]
  7月 北海道庁嘱託として南満州出張 *
   (北海道物産販路調査)
1931年[昭和6]
  9月 肝油製法において特許取得(特許92674
1933年[昭和8]
  5月 帝国発明協会全国発明表彰 進歩賞受賞(肝油製造法)
 11月 日本産業協会表彰 *
1934年[昭和9]
  ・ 岩内商工会会頭(昭和11年まで) *


1936年[昭和11] (41歳)
  4月 『私立北海道婦女実務学寮』設立
 10月 昭和天皇北海道行幸にあたり産業功労者として賜饌 
1938年[昭和13]
  6月 地方振興功労表彰(有栖川宮厚生資金)
1940年[昭和15]
 12月 北海道婦女実務学寮を『北海道女子学院』と改称
1942年[昭和17]
 10月 私立水産工業試験所を北海道水産会に移譲 *
1943年[昭和18]
  3月 日本アスパラガス株式会社は北海道食糧缶詰株式会社に統合 *
1945年[昭和20]
  4月 北海道女子学院が厚生省指定栄養士養成施設に認定 *

1946年[昭和21] (51歳)
  3月 『財団法人北海道女子学院』設立
1947年[昭和22]
 11月 学院実習施設として宮園医院開院、食餌相談所併設
1948年[昭和23]
  8月 ザリガニの生化学的研究により農学博士号取得 *
  ・ 宮園医院閉院(医師の転出による)
1949年[昭和24]
  1月 北海道女子学院の校名を『北海道学院』と改称
    (男女共学となる)
1950年[昭和25]
  3月 北海道学院生徒募集停止
 11月 岩内町文化功労者として表彰 *
1952年[昭和27]
  ・ 士別市農地委員会の委嘱によりアスパラガス栽培の適否調査
  ・ 宗谷線沿線地区のアスパラガス耕作指導
1953年[昭和28]
  3月 司法委員及び調停委員の功労表彰 *
1954年[昭和29]
  9月 岩内大火に当り学院校舎を臨時被災者収容施設に提供
1955年[昭和30]
 10月 財団法人北海道学院に社会教育施設『生活館』開設


1956年[昭和31](61歳)
  1月 北海道教育委員会社会教育委員 * 
    (昭和40年まで)
1957年[昭和32]
 12月 生活館 失火消失
1958年[昭和33]
 11月 北海道文化賞(自然科学分野) 受賞 /北海道教育委員会 *
1959年[昭和34]
 11月 社会教育功労表彰 /文部省 *


1961年[昭和36](66歳)
  5月 昭和天皇北海道行幸に当りアスパラガスについて御進講 *
 11月 デイジー食品株式会社北海道事業所長に就任 *
    ◇ 富良野市に転居
1964年[昭和39]
 10月 北海道知事表彰 /文部省 *
1965年[昭和40]
  4月 台湾出張(アスパラガス産業視察) *
 11月 緑白綬有功章 受章 /大日本農会 *
1966年[昭和41]
  4月 紺綬褒章受章 /内閣 *
    旭川女子短期大学教授就任(食品化学) *
1967年[昭和42]
  4月 勲四等瑞宝章受章 /内閣 


1968年[昭和43] (73歳)
  4月 北日本学院大学女子短期大学部教授就任(食品化学) *
  7月 デイジー食品工業株式会社退社
    ◇ 札幌市に転居
1970年[昭和45]
  2月 逝去 (75歳)
    従五位叙位 /内閣


年齢表記は満年齢に統一
* :根拠となる資料調査を継続中の項目

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