Facebook内で毎月恒例に成っている「糸井さん企画」ってのがあるんです。
糸井氏が選んだフランス菓子（原書）の中から、一品を選び
フランスを始め、日本各地からも拘りの食材や道具なども全て指定。
そして、その全てを糸井氏がお取り寄せをしてくださりうち（ララ萩店）に送って下さって、制作するんです。
それを糸井氏の美食仲間で食べる。
コロナ前は、栃木から静岡・三島までわざわざ糸井氏が来て持ち帰って横浜のレストランでスペシャルメニューと一緒に食べるなどを企画したりしていました。
コロナ禍で叶わなくなってからは、クール宅急便で各人へ送る形をとるようになりました。

その糸井氏、私が『美食家と、そのお仲間』とお呼びするのは
その方たちが「普通の方々」だからです。
あえて「普通」としたのは「お菓子関連」の仕事ではない事です。
糸井氏は普通の会社員ですし、そのお仲間も主婦の方やお仕事をされていても物書きやバイヤーなどでもなく、でもとても食に関したレベルが高い（普段のSNS投稿などから推測）中には、リンゴの専門家の方なども居ますが兎に角、普段から意識が高い。
そんな方々からのリクエスト・要望に毎月応えられる企画は本当にやりがいがありますし、パリの人気シェフや若手の気鋭シェフの菓子を本を通してですが田舎に居ながら触れることが出来るなんてパティシエ・作りて冥利につきます。