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自己紹介 PART2 大学中退後から現在。

前回は病気との出会いを書いたのですが
病気になってからの方がもう経った月日は長くなる訳で。
なってからの事(大学を辞めて)から現在に至るまでを書いてみようと思います。
これも書くと長くなり、上手くまとめられる自信がなかったので先延ばしにしていました。
でも色んな方のnoteを読むようになり
やはり自己紹介はなるべく初期に投稿するのが慣例
というより礼儀とも思い頑張って書いてみます。

私は自分の事を上手く紹介出来ない。
何年生まれ・出身地・住んでいる場所・経歴・今の職業etc…
自己紹介としてあまり答えたくなかったり
言えるほどの事がないのだ。

2020/9月現在、仕事はしていない。
今年の5月末で限界を感じて退職した。

大学3年の時、パニック障害と診断され中退。
今も心療内科に月に1度のペースで通っている。
薬の量は先生曰く多いそうだ。
確かに毎月1万円前後かかっているので少なくはないと思う。

仕事に関しては、働こうと思える程元気になった時に仕事をする。
大学中退の私は最終学歴は高卒になるので
仕事を探してもなかなか見つからない。
学歴社会の壁を痛感した。
そんな壁がある事を知っていたから大学受験も頑張ったのに
結局、その壁にぶち当たる人生となってしまった。

殆どアルバイトや契約社員といった形で
飲食・事務・受付・スポーツクラブ・トレーナーといった職種を経験した。

スポーツクラブは子供の頃、水泳を習っていたので
受付のアルバイトで始めたのだが
水泳を教えられるスタッフが少なかった事からお鉢が回ってきて
子供から大人まで受け持った事がある。
その延長上でスポーツクラブのインストラクターの資格を取ったり
パーソナルトレーナーの資格を取ったりもした。

こんな話をすると体を動かすのが好きな体育会系のように思われるが
全く持ってその逆で体を動かす事は全然好きではない。
ただ、水泳をやっていたからプールが好きなだけだ。

頑張って取得したインストラクターやパーソナルトレーナーの資格も
更新をしていないのでもう失効している。
結局、それらの仕事も続けられなかった。

資格更新の為、講習を受けに行ったりしたが
他の県に行かないと受けられなかったので泊まりで行った事がある。
その時、ホテルで夜体調を悪くしパニックに陥り
救急車を呼んでもらった。

その時の恐怖がなかなか消えず
夜一人で眠る事が怖くなり
自宅でも母と一緒に寝るようになった。
それは今も続いている。

働いては動けなくなる日が訪れ
自宅を出られず仕事に行けなくなる。
結果、辞めざるを得ない。
今の所、その繰り返しだ。

最近までしていた仕事はラウンダーという職種。
直行・直帰で私には向いていたのだが
ラウンダーというだけあって1日に何軒かのお店を回る。
その一つ一つのお店で担当者と会い、作業を行う。
決められた仕事だけを本来はやればいいのだが
担当者によっては決められた事以外の内容も頼んでくるし求めてくる。
担当者との関係を良好に保たなければいけない為
無碍に断る事もできず必要以上の作業になる事が殆どだった。
中には自分の部下のように扱ってくる担当者もいて
はっきり言ってタチが悪い。
それでも文句も言えず要求に応え続けることに疑問を感じたりしていたら
だんだんと身体も動かなくなってしまった。

お店からクレームを受けた事もある。
私の配慮が足りなかったなと思う内容もあったが
理解に苦しむ内容もあり
上の立場の人には色々と説明したりもしたが分かってもらえず
担当を変えられた事もあった。

誰がどこで何を見ているか分からない。
だからどのお店に行っても担当者以外の人の顔色も伺い続け
気疲れが酷くなっていった。
上の立場の人に相談しても改善しようとはしてくれない。
問題を起こしたくない態度に
私達はいったい誰が守ってくれるんだと虚しくなった。

そんな心理状態のままではやはり仕事は続かなかった。
結局は今までと同じように身体が動かなくなり
退職する事になった。

だが、辞めると決心するまでは時間がかかった。
私が働きに出ないと生活が苦しくなってしまうからだ。
こんな歳になってまで両親に負担はかけたくなかった。

でもある日、両親から
『そんな辛そうに仕事に行く姿は見たくない』と言われた。
まだまだ体は動くから心配しなくても家の事は大丈夫だと。
だから無理して仕事を続けなくていいと言われたのだ。

本当に情けないけれど、その言葉に甘えるしかないくらい
私は追い込まれていた。

ある日、自傷行為を行なってしまったのだ。
両親が病院を調べ父と一緒に行った。
薬を沢山飲んでいたせいもあって記憶は曖昧なのだが
処置をしてもらっている時に先生に
『辛かったんだよね』と言われて泣きそうになった。

そうか…辛かったんだと。
私は辛かったんだとそこで知った。

そして自分のした事の大きさに怖くなった。
確かにちゃんと考えてした意識はあるが
時間の経過とともにそこまで追い詰められていた現実を
そんな形で目の当たりにしてしまったのだ。

そして決心がついた。
このまま続ける事は無理なんだと分かった。

そして現在、家からは一歩も出られないような状態で日々、暮らしている。
家から出る事は私にとってはおおごとで
病院でさえなかなか行けなかったりする。

それでも両親は
『仕事を辞めて笑顔が増えた』と喜んでくれているのだ。
あぁ…私は家族に恵まれすぎているのだとしみじみ感じている。

だから今は、家の中での生活を満喫して過ごそうと心がけている。
私が笑顔で過ごせるように私自身で気をつけている。
そのおかげで、なんとか幸せに日々を送れるようになってきた。

次、いつ働きに出られるか分からない。
正直、その日が来るのか…来ないのではないかと思う事もある。
そんな中、思い出したのが以前書いていた小説だ。
書きかけの途中までの小説。
それを完成させたいと思うようになった。

もちろん、評価されればありがたいしこれ以上の喜びはないんじゃないかと思う。
でも、そこまで自分に文才があるとも思っていないのも事実だ。
だから完成させる事は夢にした。

私自身、文章を書くのは好きだが
こうして書き続けているのは
昔、友人に私の文章は面白いと言ってもらった事が大きい。
それば私がやっていたブログを読んでくれての感想だった。
独特なものがあって楽しいよとしみじみ言われた事が本当に嬉しかったのだと思う。

もうブログはやっていない。
そこでたまたま目にしたのがこのnoteの存在だった。
毎日文章を書く事が小説を書く勉強になると思ったし
文章を書くリハビリになればと思った。

あわよくば文章を書く事で私の人生に変化が生まれてくれるとありがたいと。
もっとはっきり言えば文章を書くことが仕事に繋がったり
お金になってくれるかもしれない。
そんな強欲な気持ちで始めたが
他の方のnoteを見ると自信をなくした。
スキの数も閲覧数もはっきり言って少ない。

それでも、続ける事に意味があると。
継続は力なりとクモの糸くらいの望みを抱いている。
夢を持つのは自由だ。野望だって持っても許されて欲しい。
散々今まで手放して諦めてきた人生なのだから。
純粋な気持ちではなく、いやらしい目的があってもいいじゃないかと自分で自分を励ます。

どうせ家の中でしか今は過ごせないのだから
家の中で野望を持ったって罰はあたらないと信じたい。

最後まで読んでくださった方
誠にありがとうございました。

この続きとしていつかkikuyakkoの事についても書きたいと思っています。

気長に楽しみにしてくれる方がいて下さると光栄です。

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