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辛さに学ぶ

辛い物が大好きでねぇ
パスタにはタバスコかけまくるし
うどんそばにも七味バンバンかけるし
お寿司の小皿は醤油よりわさびの割合高いくらい

激辛って書かれてるメニューなんか
大概物足りなくて終わっちゃうんだよね

辛い物って不思議なもので
苦手なところから始まってるはずなのに
徐々に徐々に年月をかけて
終いには体が欲するようになってしまうんだよね

うん、単純に美味しいんだよ
辛い物からしか味わえない美味しさってあってね
かっこつけて言うのなら俺は辿り着いたのさ
「辛さの向こう側」にね

中本の蒙古タンメンとか北極とか
これマジでうまいから
強がってるとかよく言ってくるやついるけど
分かってないよね

強がってどうすんだって話
強がる意味も分かんない
「俺は辛さと向き合う忍耐力があるんだぜ」
みたいな?
そもそも誰に対して強がってんだって話
親しい友達?好きな女性?
いやいや、辛いもの食ってるってだけで
誰がそれに魅力感じんだよって話

違う違う
俺が言いたいのはそーゆーことじゃない

辛い物に慣れちゃうとね

麻痺るんだよ、、

これが一番厄介なわけさ

俺ね、まだ幼い子供にね
無意識に辛いもの食べさせちゃったのよ
辛いものが入ってるって認識がなくて
からしマヨネーズが入ってるやつ
そうそう、ハムはさんでるサンドイッチ

しまった、、と思ったね。猛省したよ

こーゆーことが起きるわけ

ホントね、いつかホームパーティーとかで酔っ払って、みんなで食べるピザにタバスコを鬼のようにかけて袋叩きにされちゃうんじゃないかって思ってるよ

怖いよ、、だって無意識なんだもん

気をつけないとダメだね

でね、ここからが本題

人って、慣れるとそれが当たり前になるじゃん
痛みに強くなると痛みを感じなくなるとか
免疫できると風邪引かなくなるとか
筋肉付ければ叩かれても痛くないじゃん
熱いお風呂も最初は熱いけど体が慣れるじゃん

分かるでしょ?麻痺るんだよ

それってさ、やっぱりメンタルも一緒で
強い人ってのは「辛さ」に慣れてる人
弱い人ってのは「辛さ」に慣れてない人
なんだと思うんだよね

どっちが優れているとかじゃないんだよ
ここ大事だからね

強い人は「辛さ」に対して鈍感力がある
弱い人は「辛さ」に対して敏感力がある

強い人はタフ
弱い人はデリケート

ここで改めてなんだけど
「弱い」ってマイナスイメージがあるだろうけど
そうじゃない

弱い人ほど人の弱さが分かる
弱い人ほど人が感じる「辛さ」が分かる
そう、弱い人ほど共感できる幅が広いんだよ

そしてね、

強い人ほど弱さに麻痺ってる
強い人ほど人が感じる「辛さ」に気づけない
そう、強い人ほど他の強い人と共鳴してしまう


だからね、自分なんて弱い人間だって思ってるお前は、辛さに麻痺ってる俺からするとよっぽど、、


「強い人間」なんだよ



















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