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メダカ旅行記【神話の国 出雲】+おまけ

※この記事は約4分で読めます

どうもメダカです
初めましての方は初めまして

今回の写真と民俗学は神話の国 出雲に行きました。

神話の国 出雲

今回僕が回った出雲の定番からマイナースポットまで写真と共に紹介していきます

出雲大社

神無月になると全国から八百万の神が集まる大社、
全国では神無し月と書いて神無月(カンナヅキ)と言いますが、
出雲だけはこの月を神在月(カミアリヅキ)と言います。

出雲大社の大しめ縄
見るだけでありがたい気持ちになります
日本国旗が晴天に映えます
大国主幸魂奇魂像
国歌にも歌われるあの、さざれ石

神無月って八百万神が集まって何するの?

八百万の神は出雲大社に集まって何をするのか?
神議(かむはかり)つまり神様達の会議ですね。何を相談をしているのか?
それは「人と人の縁結び」です。
「あの人とこの人はどうだ?」なんて相談を神様同士、話し合ってます。
普段からマメに氏神様の元に通っておけば、氏神からの覚えが良くなって良縁を結んでもらえるかもしれませんね。

※ 八百万の神 (やおよろずのかみ)森羅万象全てのモノには神様が居るとする日本古来の考え方

※氏神(うじがみ) 地域の住民が祀る「神さま」

出雲歴史博物館

出雲大社からすぐ近くにある大型の博物館、出雲大社や島根県の歴史や文化と古代の出土品が展示されています。

出雲大社巨大本殿の柱(宇豆柱)
(重要文化財)
13世紀に出雲大社本殿に使われた柱の一部
358本もの荒神谷遺跡の銅剣とレプリカ
(国宝)
実物を見ると圧巻です!
加茂岩倉遺跡出土銅鐸
(国宝)
これも国宝貴重な品がいっぱい
平安時代の出雲大社本殿1/10模型
実物はこの10倍!
横に立ってるオジサンを見ると
サイズ感が想像できますね

出雲大社へ行ったら必ず寄りましょう。
博物館ではなく美術館と言っていいほど美しい展示品と資料は一見の価値ありです。
絶対に行きましょう。

黄泉比良坂

日本神話に出てくる黄泉比良坂は実在するって知っていました?
東出雲に実在するんですよ。
車がすれ違うのも困難な田舎道を恐る恐る走っていくと、急に現れる狭い駐車場。
そこにはまるで異世界の雰囲気を漂わせるマイナースポットです。

※黄泉比良坂(よもつひらさか)生者の住む現世と死者の住む黄泉との境目にあるとされる坂

黄泉比良坂の入り口
独特の雰囲気があります
入り口にある石碑
よく見ると黄泉平坂と読めます
黄泉の入り口をふさぐ巨大な石
この石をどけたら一体・・・
入り口脇にある不気味な池
もしかしてこの下は黄泉の国・・・
伊邪那岐命(イザナギノミコト)が
黄泉の国から逃げる際
追ってくる亡者の軍団に投げたとされる
桃と同じ品種のオハツモモの木
揖夜神社(いやじんじゃ・いふやじんじゃ)
黄泉比良坂からほど近い場所にある
伊邪那美命(イザナミノミコト)
を御祭神とする神社

けっしてホラースポットではありません、あくまで日本神話に登場する神聖な場所です。
しかし6月初頭の、晴天でけっこう暑い日でしたがここだけは気温が低いような、キモの冷える感じのする何とも不思議な場所でした。
イザナギ・イザナミの物語は説明すると長くなるので検索してみて下さい。

稲佐の浜【夕刻篝火舞】

三年ぶりの開催となる稲佐の浜【夕刻篝火舞】
江戸時代から続く出雲神楽で、国の重要無形民俗文化財である大土地神楽。

「日が沈む聖地出雲」の象徴
稲佐の浜
ヤマトタケルに天の村雲の剣と火打ち石を送る
大和姫
ヤマトタケルの宿敵
兄弟ギシの舞
兄弟ギシと対峙するヤマトタケル

たまたま出雲大社へ行ったら偶然にも【夕刻篝火舞】の開催日でした。
しかも3年ぶりの開催!日頃の行いがいいんでしょうね🙄
神話の国で観る神楽は特別なものを感じさせます。

おまけ

島根に行く途中大阪で一泊し
大阪歴史博物館の企画展「異界彷徨 ―怪異・祈り・生と死―」へ行きました

気になってたの行ってみました
船の埴輪(常設)
だんじり(常設)
梵鐘形兜道成寺鬼女前立付(企画)
安珍・清姫伝説の清姫が安珍を鐘の中で
焼き殺すシーンを再現した兜
蕪村妖怪絵巻(企画)
妖怪のキャラクター化文化を見ると
日本人がポケモンやゆるキャラが
好きな理由がわかる気がしますね

まとめ

大阪の寄り道も含めてめちゃくちゃ写真が多くなってしまいました。
島根は観光地として地味なイメージが強いですが、君が代に出てくるあの有名なさざれ石も、日本神話に出てくる黄泉比良坂も島根には実在するんです。
まさに神話の国 島根です。
スタバは三件しかありませんが、観るものは結構あります。
あなたの「死ぬまでに一度は行きたい場所」になればうれしいです。
出雲の神楽だけでなく、石見神楽も非常に有名です、ぜひ行ってみてください。

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