キミキママニ

物書きを目指したことがありました。いつしか仕事やプライベートに追われてそこから遠ざかっ…

キミキママニ

物書きを目指したことがありました。いつしか仕事やプライベートに追われてそこから遠ざかっていました。人生の折り返しで、もう一度それを思い出したいなと思ってます。まずは、日常の整理から。専門学校所属2級キャリアコンサルティング技能士。

最近の記事

悲しむ暇なんてありゃしない③

通夜の夜・・・ あ、二重の夜だw キニシナイ キニシナイ・・・ 棺に入った夫は式場にそのまま といっても、家族葬専門の斎場 ほぼ一軒家感覚なので 奥の部屋と行ったり来たり 娘たちは疲れたんだろうな いつの間にか奥の畳の間で寝てたので 義母が布団をかけてくれてた 娘たちなりに私を支えようと あれこれ気遣ってくれてた 社会人になってて助かった~ 私はほぼ彼のそばで過ごした 最後のお別れとかそんな感覚でもなく ただ、いつも通り、家で車で話すように ぽつりぽつりと話しながら 現

    • 悲しむ暇なんてありゃしない②

      葬儀は家族葬にしようと決めた いやいや、本当に何も考えてなかったから ただ、夫が生前言ってたのは 「もし自分が死んだら葬儀では SEKAINOOWARIの曲を流してほしい」 亡くなる前の数か月はテレビも見れなくて ただずっとセカオワの曲を聴いてたもんね。 もう10年位前から家族みんなで大好きで LIVEも家族みんなで行ってたし お出かけの車中もいつもセカオワだったから とにかく、式にセカオワを流す!は決めてた 葬儀社の方との打ち合わせで 宗教は?→特にこだわりはありませ

      • 悲しむ暇なんてありゃしない①

        大切な人が亡くなって一番に考えなきゃいけないこと 『葬儀をどうするか』 そして何より、 『夫の身柄を病院から連れ出さないといけない』 いやいや、こんな突然とは思ってなかったから 早くても2,3年後・・・5年以内かと 本当に何も考えてなかったし、準備もしてないから どうしよう・・・悩んでた時に 数年前、たまたま2人で 近所にできた家族葬の斎場を見た時に 「こんな所もいいね~」って のんきに話したことを思い出して すぐにスマホで調べて電話をかける 夜中だったし、見学もしてな

        • いざとなると心は揺れる

          病院から電話があったのが23時を過ぎたころ 夫の転院で朝からハードスケジュールだったので 疲れてベッドでうたた寝をしていたとき 消音にしてるから普段だったら気付かないだろうに なぜかスマホの着信に気づいた 「〇〇さん(夫)の心臓が止まってます」 一瞬、何も考えられなかった 確かに、 数日前から意識ももうろうとして 話もできなくなって 心臓も弱ってるとは言われたけど 転院してこれから少しずつ良くなるのかな・・・ そう期待してたから 「心臓マッサージなどの延命はされますか

        悲しむ暇なんてありゃしない③

          思い出は順不同にめぐる

          最愛の夫が亡くなって3か月とちょっと 今でも色々な思い出がめぐってる 亡くなった当日のこと 二人でふざけて笑い転げた日のこと 入院中につらそうにしてた時のこと つきあい始めた時のこと 具合が悪くなり始めた時のこと 出会った時のこと 結婚式のこと ケンカした時のこと いっしょに通勤してる時のこと 葬儀の日のこと 紅葉を見に行った時のこと 最後に一緒に出かけた時のこと 一時退院した日に行ったお店のこと 家族旅行の時のこと キャンプを楽しんでた時のこと 子供が生まれた日のこと 仕

          思い出は順不同にめぐる

          親愛なるあなたへ

          2023年秋、最愛の夫が旅立ちました。 まだ45歳。 やりたかったこと、いっぱいいっぱいあると思う ずっといっしょだと思ってたから、 私もあなたとやりたかったこと いっぱいいっぱいありすぎて・・・ あれこれあってバタバタしてて 少し落ち着き始めた今日この頃 色々振り返りつつ気持ちの整理していこうかなと ほぼモノローグだけど 使いかたもイマイチわかってないけど 同じような状況のひとが見て あぁ、自分と同じ人がいるんだって ちょっとでも支えになれたら そう思って不定期で書

          親愛なるあなたへ

          受け入れる

          他者を受け入れる 他者から受け入れてもらう その方法、 人さまざまですよね。 ずいぶん前ですが 尊敬できる(当時は)上司がいました 同じ女性で私より若かったのですが その頃の自分からすれば とても勉強熱心で仕事ができて自信家で すごく輝いて見えていました ただ一つ どうしても、その方との付き合い方で 受け入れられないことがありました 「いじる」と「バカにする」の境目が 非常にあいまいだったんです 私の外見的なことが中心でしたが おっちょこちょいな私の過去の失敗など 機

          出会い

          私は職場で多種多様な人と接しています その一環で外国人留学生に関わるようになって もう10年近く経ちます どちらかというと、高度人材というより 日本語学校ではまだ足りなかった そんな能力を補完する目的で来る学生が中心 会話はできるんだけど 漢字の読み書きが・・・ とか、 日本で就職できるレベルには まだまだ語彙力がおいつかないなとか 一般的に難しいと言われる彼らの教育。 でもね、接していくうちに もう、 かわいくてかわいくて(*^_^*) ついつい「お母さん」にな

          背伸び

          「背伸びをしてれば、  いつかそれが本当の自分になる」 そういう言葉を昔何かで読んだ それからは 自分には無理だって思うことも 全然平気!やってやるよ! こうして今の自分が出来上がった 精神論のような気もするし 無理することが絶対良いわけじゃないけど 自分自身にプレッシャーを与えることは ある程度必要なんじゃないかと思う 背伸びしすぎてこけちゃうこともあるけど これからもやっぱり背伸びし続けていきたいな

          人生まだまだ建設中!

          地方の小さな専門学校で「先生」とかやってます 専門学校なので、学生は19歳以上がほとんどですが 彼らと接していつも思うのは ここで行う教育は彼らの人生の礎の一部であって ここから色々建てていくのは彼ら自身 学校生活は彼らの人生のほんの一部 だから、この時間を学ぶのも遊ぶのも 彼ら次第なんじゃないかなと 学校外での経験も十分「礎」になるでしょ 長い人生、「完成」は中々ないんじゃないかな 設計図はいつでも自分の意志で書き換え可能 私もまだまだ「建設中」です

          人生まだまだ建設中!

          はじめの一歩

          昔から「空想」にふけることが好きだった 小学校の授業で「物語」を書いて ものすごく楽しかった 先生も友達もほめてくれた それからただの「空想」が「物語」になった 高校まで、授業中でも「空想」しはじめると ペンが止められなくて 授業中立たされたこともあったwww 社会に出て、結婚して、 仕事しながら家事・育児して 忙しいを言い訳に何も書かなくなった 最近、通勤時間が長くなったから また「空想」することが増えてきた もう一度「物語」をかきたいな 色々さがして、ここにたど

          はじめの一歩