キミキママニ

物書きを目指したことがありました。いつしか仕事やプライベートに追われてそこから遠ざかっ…

キミキママニ

物書きを目指したことがありました。いつしか仕事やプライベートに追われてそこから遠ざかっていました。人生の折り返しで、もう一度それを思い出したいなと思ってます。まずは、日常の整理から。専門学校所属2級キャリアコンサルティング技能士。

記事一覧

悲しむ暇なんてありゃしない③

通夜の夜・・・ あ、二重の夜だw キニシナイ キニシナイ・・・ 棺に入った夫は式場にそのまま といっても、家族葬専門の斎場 ほぼ一軒家感覚なので 奥の部屋と行ったり…

キミキママニ
4か月前

悲しむ暇なんてありゃしない②

葬儀は家族葬にしようと決めた いやいや、本当に何も考えてなかったから ただ、夫が生前言ってたのは 「もし自分が死んだら葬儀では SEKAINOOWARIの曲を流してほしい」 亡…

キミキママニ
4か月前
4

悲しむ暇なんてありゃしない①

大切な人が亡くなって一番に考えなきゃいけないこと 『葬儀をどうするか』 そして何より、 『夫の身柄を病院から連れ出さないといけない』 いやいや、こんな突然とは思っ…

キミキママニ
4か月前
4

いざとなると心は揺れる

病院から電話があったのが23時を過ぎたころ 夫の転院で朝からハードスケジュールだったので 疲れてベッドでうたた寝をしていたとき 消音にしてるから普段だったら気付かな…

キミキママニ
4か月前
4

思い出は順不同にめぐる

最愛の夫が亡くなって3か月とちょっと 今でも色々な思い出がめぐってる 亡くなった当日のこと 二人でふざけて笑い転げた日のこと 入院中につらそうにしてた時のこと つき…

キミキママニ
5か月前
2

親愛なるあなたへ

2023年秋、最愛の夫が旅立ちました。 まだ45歳。 やりたかったこと、いっぱいいっぱいあると思う ずっといっしょだと思ってたから、 私もあなたとやりたかったこと いっ…

キミキママニ
5か月前
2

受け入れる

他者を受け入れる 他者から受け入れてもらう その方法、 人さまざまですよね。 ずいぶん前ですが 尊敬できる(当時は)上司がいました 同じ女性で私より若かったのですが …

1

出会い

私は職場で多種多様な人と接しています その一環で外国人留学生に関わるようになって もう10年近く経ちます どちらかというと、高度人材というより 日本語学校ではまだ足…

2

背伸び

「背伸びをしてれば、  いつかそれが本当の自分になる」 そういう言葉を昔何かで読んだ それからは 自分には無理だって思うことも 全然平気!やってやるよ! こうし…

人生まだまだ建設中!

地方の小さな専門学校で「先生」とかやってます 専門学校なので、学生は19歳以上がほとんどですが 彼らと接していつも思うのは ここで行う教育は彼らの人生の礎の一部で…

3

はじめの一歩

昔から「空想」にふけることが好きだった 小学校の授業で「物語」を書いて ものすごく楽しかった 先生も友達もほめてくれた それからただの「空想」が「物語」になった …

悲しむ暇なんてありゃしない③

悲しむ暇なんてありゃしない③

通夜の夜・・・
あ、二重の夜だw
キニシナイ キニシナイ・・・

棺に入った夫は式場にそのまま
といっても、家族葬専門の斎場
ほぼ一軒家感覚なので
奥の部屋と行ったり来たり

娘たちは疲れたんだろうな
いつの間にか奥の畳の間で寝てたので
義母が布団をかけてくれてた
娘たちなりに私を支えようと
あれこれ気遣ってくれてた
社会人になってて助かった~

私はほぼ彼のそばで過ごした
最後のお別れとかそんな

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悲しむ暇なんてありゃしない②

悲しむ暇なんてありゃしない②

葬儀は家族葬にしようと決めた
いやいや、本当に何も考えてなかったから
ただ、夫が生前言ってたのは
「もし自分が死んだら葬儀では
SEKAINOOWARIの曲を流してほしい」

亡くなる前の数か月はテレビも見れなくて
ただずっとセカオワの曲を聴いてたもんね。

もう10年位前から家族みんなで大好きで
LIVEも家族みんなで行ってたし
お出かけの車中もいつもセカオワだったから
とにかく、式にセカオワを

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悲しむ暇なんてありゃしない①

悲しむ暇なんてありゃしない①

大切な人が亡くなって一番に考えなきゃいけないこと
『葬儀をどうするか』
そして何より、
『夫の身柄を病院から連れ出さないといけない』

いやいや、こんな突然とは思ってなかったから
早くても2,3年後・・・5年以内かと
本当に何も考えてなかったし、準備もしてないから

どうしよう・・・悩んでた時に
数年前、たまたま2人で
近所にできた家族葬の斎場を見た時に
「こんな所もいいね~」って
のんきに話した

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いざとなると心は揺れる

いざとなると心は揺れる

病院から電話があったのが23時を過ぎたころ
夫の転院で朝からハードスケジュールだったので
疲れてベッドでうたた寝をしていたとき
消音にしてるから普段だったら気付かないだろうに
なぜかスマホの着信に気づいた

「〇〇さん(夫)の心臓が止まってます」
一瞬、何も考えられなかった

確かに、
数日前から意識ももうろうとして
話もできなくなって
心臓も弱ってるとは言われたけど

転院してこれから少しずつ良

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思い出は順不同にめぐる

思い出は順不同にめぐる

最愛の夫が亡くなって3か月とちょっと
今でも色々な思い出がめぐってる

亡くなった当日のこと
二人でふざけて笑い転げた日のこと
入院中につらそうにしてた時のこと
つきあい始めた時のこと
具合が悪くなり始めた時のこと
出会った時のこと
結婚式のこと
ケンカした時のこと
いっしょに通勤してる時のこと
葬儀の日のこと
紅葉を見に行った時のこと
最後に一緒に出かけた時のこと
一時退院した日に行ったお店のこ

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親愛なるあなたへ

親愛なるあなたへ

2023年秋、最愛の夫が旅立ちました。
まだ45歳。
やりたかったこと、いっぱいいっぱいあると思う
ずっといっしょだと思ってたから、
私もあなたとやりたかったこと
いっぱいいっぱいありすぎて・・・

あれこれあってバタバタしてて
少し落ち着き始めた今日この頃
色々振り返りつつ気持ちの整理していこうかなと

ほぼモノローグだけど
使いかたもイマイチわかってないけど

同じような状況のひとが見て
あぁ

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受け入れる

受け入れる

他者を受け入れる
他者から受け入れてもらう
その方法、
人さまざまですよね。

ずいぶん前ですが
尊敬できる(当時は)上司がいました
同じ女性で私より若かったのですが
その頃の自分からすれば
とても勉強熱心で仕事ができて自信家で
すごく輝いて見えていました

ただ一つ
どうしても、その方との付き合い方で
受け入れられないことがありました

「いじる」と「バカにする」の境目が
非常にあいまいだったん

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出会い

出会い

私は職場で多種多様な人と接しています

その一環で外国人留学生に関わるようになって
もう10年近く経ちます

どちらかというと、高度人材というより
日本語学校ではまだ足りなかった
そんな能力を補完する目的で来る学生が中心

会話はできるんだけど
漢字の読み書きが・・・
とか、
日本で就職できるレベルには
まだまだ語彙力がおいつかないなとか

一般的に難しいと言われる彼らの教育。

でもね、接してい

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背伸び

背伸び

「背伸びをしてれば、
 いつかそれが本当の自分になる」

そういう言葉を昔何かで読んだ

それからは

自分には無理だって思うことも

全然平気!やってやるよ!

こうして今の自分が出来上がった

精神論のような気もするし

無理することが絶対良いわけじゃないけど

自分自身にプレッシャーを与えることは

ある程度必要なんじゃないかと思う

背伸びしすぎてこけちゃうこともあるけど

これからもやっ

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人生まだまだ建設中!

人生まだまだ建設中!

地方の小さな専門学校で「先生」とかやってます

専門学校なので、学生は19歳以上がほとんどですが

彼らと接していつも思うのは

ここで行う教育は彼らの人生の礎の一部であって

ここから色々建てていくのは彼ら自身

学校生活は彼らの人生のほんの一部

だから、この時間を学ぶのも遊ぶのも

彼ら次第なんじゃないかなと

学校外での経験も十分「礎」になるでしょ

長い人生、「完成」は中々ないんじゃない

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はじめの一歩

はじめの一歩

昔から「空想」にふけることが好きだった

小学校の授業で「物語」を書いて
ものすごく楽しかった
先生も友達もほめてくれた

それからただの「空想」が「物語」になった
高校まで、授業中でも「空想」しはじめると
ペンが止められなくて
授業中立たされたこともあったwww

社会に出て、結婚して、
仕事しながら家事・育児して
忙しいを言い訳に何も書かなくなった

最近、通勤時間が長くなったから
また「空想

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