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ドラマ#2『ミズ・マーベル』

作品の概要


ミズ・マーベル
(原題:”Ms.Marvel”)

製作総指揮:ケヴィン・ファイギ、他
出演:イマン・ヴェラー二、マット・リンツ、リッシュ・シャー、他
製作:マーベル・スタジオ
配給:ディズニー


アベンジャーズオタクがヒーローに!?新たなる高校生ヒーロー

「キャプテン・マーベル」に憧れるパキスタン系アメリカ人のカマラ・カーン。ひょんなことから不思議な力を持つバングルを手に入れたことからスーパーパワーを手に入れる彼女だが、そこで思わぬ陰謀に巻き込まれていく…

というわけでスパイダーマン/ピーター・パーカー」以来の高校生ヒーロー、ミズ・マーベルの誕生だ。しかもアベンジャーズオタクのJK。特に私は去年まで高校生だったゆえに親近感が湧く。何気に視聴者と主役の距離が最も近い主人公なのではなかろうか(第四の壁をドヤ顔で超えてくるデップーは置いといて)。

それにしても高校生のヒーロー物というのはとーーーにかくみずみずしい。「周囲にバレないようにヒーロー活動」「学業との両立」「ふと訪れる恋愛」など…定番ではあるがやはり見ていて痛快だ。前作のドラマシリーズ『ムーンナイト』は少々重い話であった為に、口直しというエッセンスも含まれていると考えられる。

が、当然とも言うべきか物語はそこに留まらない。そこからダメージ・コントロール局とのいがみ合い、家族代々に受け継がれる使命などが次々と登場。ついにはタイムリープも発生し、いつしか高校生ヒーローという物語の流れは失われていったが…(物語の進行に関しては賛否両論の模様)。

最終的には1話のスタイルに近いものに立ち戻り、清々しいパンチ、みずみずしい進行で物語の幕は閉じる。


総評

個人的に演出・編集が良かったと感じた。背景の装飾などがLINEのメッセージのやり取りに変化するのは『エルヴィス』にも通じるなーと。

けどまぁーーー個人的な好みでいうと前作の方が圧倒的だったなぁーと言った感じ。一方で今後の展開も気になる所。『ザ・マーベルズ』でキャプテン・マーベルと共にどう活躍していくのか…非常に興味深い。

参考


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