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果物【カボチャ】の英単語・漢字・特徴の紹介

カボチャはある国の名前から由来しているのですが、その国名が気になりませんか。

カボチャの英単語には意外な単語が使われているのですが、気になりませんか。

この記事では、
野菜のカボチャに関する
英単語、漢字や特徴などを紹介していきます。

この記事を通じて、
カボチャの由来やあまり知られていない
カボチャの英単語のことを知っていただければ嬉しいです。

カボチャに関する情報

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カボチャは
ウリ科カボチャ属にあたる野菜のことを
指しています。

カボチャは
結構大きいイメージがあるかもしれませんが、
掌に載るくらいのものもああるんですよ。

掌に収まるものだと
坊ちゃんカボチャ(重さ400g程度)と
言われる品種があります。

コメント 2020-07-30 204303

画像引用元:坊ちゃんかぼちゃの特徴

一方で、大きいものだと
1ton(1000㎏)を超えるものもあります。

かなり膨れ上がって重さを測るのも
大変なくらいの大きさになるんですよ。
普通の人なら間違いなく一人で持てない重さですね。

コメント 2020-07-30 204132

画像引用元:約1.2トンの巨大カボチャ、世界記録に ドイツ

カボチャの歴史

衝撃的なカボチャの画像を
見て驚いた方がいるかもしれませんね。

ここからは
カボチャの歴史について書いていきます。

カボチャは
紀元前7000年頃から
メキシコで育てられていたと言われています。

ここで、
アメリカではアメリカを代表する
トウモロコシよりも早い時期に
カボチャが育てられていた説があるとも
いわれています。

しかし、最初の由来は不明です。

日本では、
16世紀にポルトガル船で
大分県に入ってきたことが始まりです。

ポルトガルから運ばれたカボチャは
カンボジアの産物として運ばれてきたんですよ。

カボチャの由来

カボチャの由来について
解説していこうと思いますが、

もしかしたらなんとなく
カボチャの由来のことを
気づいた方がいるかもしれません。

それは、国のカンボジアから
変化してできた言葉から変化した言葉なんですよ。

カンボジアから
言葉が変化して「カボチャ」と言われるように
落ち着きました。

つまり、
海外の国の名前が残っている野菜って
ことになるんですね。

カボチャの漢字

カボチャは
漢字で「南瓜」になります。

全く読み方が違いますよね。
このことについて解説していきます。

中国では南京と言われる地域で
カボチャが作られていました。

そのことから「南蛮由来の瓜」ってことで
「南瓜」が中国でも使われていました。

この漢字が日本にそのまま伝わって、
日本でも使われることになっているんですよ。

カボチャの英単語

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カボチャの英単語のことについては
ほとんどの方がご存知かと思いますが、
2つの英単語があるんですよ。

その2つの単語について紹介していきます。

pumpkin

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一つ目は
よく知られている pumpkin です。

日本語ぽく表すと「パンプキン」となります。

pumpkinの語源としては
ギリシャ語で「大きなメロン」を意味する
pepon「太陽で熟した」という意味から
変化したと言われているんですよ。

このpumpkinは
外の表面がオレンジ色になっているカボチャのことを
指しています。

ハロウィンで使われるのは
画像のようなオレンジ色になりきった
カボチャなんですよ。

ネットの英英辞典では、
”pumpkin”は次のように表されています。

a very large orange fruit that grows on the ground, or the inside of this fruit
「地面で成長するとても大きいオレンジ色の果菜、もしくは果菜の可食部」
引用元:pumpkin(ロングマン英英辞典)

squash

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もう1つの英単語は squash です。

日本語ぽく表すと「スクワッシュ」です。

このsquash には
「レモンスカッシュ」のような意味合いもありますが、
その意味とは違う意味で使われています。

北アメリカ住民の
生で食べられる(野菜)」を示していた
askutasquashから変化したとされています。

この squash は
ウリ科カボチャ属全般のことを
指しているんですよ。

日本で売られているカボチャは
外側が緑色なので、
squashにあたるカボチャを食べていることに
なるんですね。

特に日本で作られている
皮が硬いカボチャのことを
winter squash と表します。

アメリカでは外の表面が
緑色のカボチャを Kabocha squash の名前で
販売されているくらいなんですよ。

その他に acorn squash  で
表されることもあります。

acorn は「どんぐり」のことを表していて、
acorn squash は「どんぐりの形をした冬カボチャ」という意味合いになります。

実際のacorn squash はこのようなものになります。
なんとなく「どんぐり」の形をしていますね。

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画像引用元:Pixabay

イギリスやアメリカでは
外の表面が緑色のカボチャを
Kabocha squash の名前で販売されている
くらいなんですよ。

ネットの英英辞典では、
squashは以下のように表されています。

英英でもpumpkin が
 squash に含まれていることがわかりますね。

one of a group of large vegetables with solid flesh and hard skins, such as pumpkins
「pumpkinのような食べ応えのある果肉と硬い皮がある大きな野菜の一つ」
引用元:squash(ロングマン英英辞典)

pumpkin と squash の違い 
をまとめると、以下のようになります。

●pumpkin
  …「表面がオレンジ色に熟したかぼちゃ」
●squash
  …「カボチャ全般のことを指し、pumpkinも含む」

ここまで読んでいただくと、
ウリのことも気になりませんか。

ウリの由来や
ウリの漢字の成り立ちのことなどを
紹介しています。

ウリの記事も読んでいただければ嬉しいです。

冬至にカボチャを食べる理由

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ここからは
冬至(とうじ)の時期に
カボチャを食べる理由について
説明していきますね。

【冬至とは】

冬至は
冬の時期で
もっとも日の出の時間が短く、
日暮れも早い日のこと
を指します。

2020年は
12月21日(月)が冬至になります。

古代中国から
日本に伝わり根付いたものです。

冬至以外には
立春、夏至、立秋なども含まれます。

この分け方は
1年を24等分されたものになるんですね。

つまり、
冬至は二十四節気の1つになります。

【冬至にカボチャを食べる理由】

ここから
冬至にカボチャを食べる理由を
解説していきますね。

カボチャには
β-カロチンやビタミンAが
多く含まれています。

これらの栄養素が
風邪の予防に効果がある
んですね。

【冬至にカボチャを食べるようになった時期】

冬至の時期に
カボチャを食べるようになった習慣は
江戸時代の中期頃から始まったとされます。

昔から
カボチャの栄養が高いってことで
日本でも愛されていた野菜ってことが
わかりますね。

まとめ

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カロチンなどが含まれていて、
パンプキンスープなどでも飲まれている
カボチャには大きな種類と小さな種類で
あまりにも大きさの違いがあって
驚くものがありました。

冬至にカボチャを食べる理由からも、
冬の時期には栄養をたっぷり摂って
免疫力アップしていきたいところです。

英単語の違いも深堀してみると面白いもんです。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事を紹介したいと思います。



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