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ある選手を見たくなったので、名古屋に行ってきました。

2月19日・20日は愛知県名古屋市に行ってきました。
観に行ったのは、ファイティングイーグルス名古屋vs香川ファイブアローズの試合。

試合を観に行くキッカケになった選手について

この試合に行こうと思った理由のひとつに、石川海斗選手を改めて見たくなった、というのがあります。

もともとこの2日間は別の試合を観に行こうと計画していたのですが、その試合は中止に。
改めてどこに行こうか考えていたところ、先日Webメディア「balltrip MAGAZINE」で石川選手が特集されていたことを思い出しました。

石川選手はファイティングイーグルスでポイントガードを務める選手。
記事を熟読して、ヘッドコーチが彼を評したコメントにへぇーっとなったり、表現力高く撮られた彼の写真にうなったり。

一通り記事を読み終えた後、彼がある試合で決めたブザービーターを思い出しました。
それは2019年11月23日、当時石川選手が熊本ヴォルターズに在籍していた時の試合。

79-80と1点リードされる中で迎えていたラスト、石川選手がパスをしようと放ったボールを相手の選手がブロック。
スティールを狙った相手とのボールの奪い合いには勝ったものの、石川選手がいたのはハーフコートラインより後ろの位置。

残り時間3秒を切った中、ボールを取った後に素早く向きを変えて放ったボールは、高い放物線を描いてゴールネットを通過。
ほぼ同じタイミングでブザーが鳴り、ヴォルターズは逆転勝利を収めたのでした。

この試合を、コートサイドから観ていたわたし。
「まさかこんな瞬間に立ち会えるとは…!石川海斗超かっけーなー!!」と興奮がおさまらず。
帰りの新幹線では、その光景を撮った動画を繰り返し見ていたのでした。

改めてその頃の興奮に浸っている中、ツイッターでファイティングイーグルス名古屋の公式アカウントにフォローいただいていることも思い出しました。

2018年8月に岐阜市で開催されたプレシーズンマッチに行った際、そこで撮ったファイティングイーグルスの選手たちの写真をツイッターに投稿していました。
それが直接的な理由かは分かりませんが、1・2日ほど経った頃、フォローの通知が。
嬉しくなってフォローバックしたのでした。

「いつかはファイティングイーグルスのホーム会場にも行きたい」と思いながらも、機会が作れていなかったわたし。
石川選手も見たいし、行くなら今かもしれない、という気持ちがふつふつと。

どんどん行く理由が思いつき、試合前日の夜に観戦チケットをおさえて、会場の枇杷島スポーツセンターへ。

ちなみに、この2日間は、来場者プレゼントとして選手カードがありました。
誰が当たるかは開けてみてのお楽しみですが、1日目にもらったカードの中には、石川選手の姿が。
幸先良さそうで、うふふ、が止まりませんでした。

オープニング、日本代表合宿の関係で不在だった選手のユニフォームを着用して登場

2日間の試合について

19日のGAME1は、1Qの後半に逆転を許して以降リードを作ることができず、ファイティングイーグルスは敗戦。
後半には同点まで追いついた場面もあったものの、最終的には102失点と今シーズン初めて100点ゲームを許す結果に。

石川選手はスリーポイント5本を含む、チームトップの17得点。
チーム最初の得点は、彼にとってB2個人通算400本目となるスリーポイントシュートで得た3点でした。

20日のGAME2は、1Qこそ10点のビハインドを負う展開でしたが、2Q以降は徐々にリズムを取り戻し、逆転に成功。
ベンチメンバーの活躍も目立ち一時は最大で12点リード。
終盤には2点差まで詰められる場面もありましたが、リードを守り切りました。

石川選手は20得点10アシストのダブルダブルを達成し、MVP賞にも選出。
味方選手がうまくファウルで速攻を止めた際には、ベンチで笑顔を見せる場面も。
一方、MVP賞のインタビューでは、相手に92点を取られたことからディフェンス面での課題に言及するなど、冷静さも見せました。

改めて石川選手に注目してみて思ったのは、選手やコーチ、レフェリーとよく話して、積極的にコミュニケーションを交わそうとする姿が印象的だったこと。
そして、チームに見事なプレーが出て観客や他の選手が盛り上がる中でも、淡々とした表情で次のことを見据えている感じ。

やんちゃそうな見た目とはギャップがあって、それがなんとも魅力的なのです。
一方、時折ふっと見せる笑顔はちょっとイタズラを企んでるような少年っぽさもあり、それもまたギャップがあって良い。
「やっぱりかっこ良かったなあ」とうっとりしながら、帰路についたのでした。

帰りの新幹線では、石川選手が試合前口にしていた森永の大粒ラムネを頬張って、エネルギーを補給。
また明日から、溜まっている仕事を頑張らなきゃなと思いながら。

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