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◎皮膚感染症のとびひ  (アスレティックトレーナー試験対策、AT対策)


今回はアスレティックトレーナー試験対策。

参考書
アスレティックトレーナーテキスト
健康管理とスポーツ医学
p47


◎皮膚感染症

○ とびひ
別名→ 伝染性膿痂疹(ノウカシン)

『漢字の意味』
濃:腫れる、ウミ
痂:かさぶた
疹:皮膚にあわ粒ほどのふきでもの

別名→とびひ

○とびひの由来
接触に感染原の細菌が『火事の飛び火』のように広がる

まるで、火が飛んでいる

細菌が『飛び火』と同じように広がる

とびひ=飛び火


○ 伝染性膿痂疹のメカニズム
・皮膚の外傷や湿疹を掻(カキ)いた部位に黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入する。

・飛び火のように次々と周りに広がる

掻(カキん)の意味:何かを強調する時に使う
なので、
何らかの刺激で皮膚が弱くなった際に出やすい事を表す。


『湿疹』
皮膚の表層に起こる炎症の総称

皮膚炎を表す事も多い



○ 伝染性膿痂疹の種類
①: 水疱性膿疱疹
②: 痂皮性膿疱疹
※AT試験は①の事を指す事が多い

① 水疱性膿疱疹(スイホウセイ、ノウカシン)
水ぶくれができる

『症状』
細菌による皮膚感染症
黄色ブドウ球菌が原因である
子供に多い
夏に多い
最初は局所的に発症し、全身に移る

『まとめ』
免疫が弱い子供に多く

湿度が高い時期が多い夏に多い



②痂皮性膿痂疹
化膿レンサ球菌が原因であるが
一緒に黄色ブドウ球菌も感染している事が多い。

『症状』
細菌が原因
全身にでる
いつでも、誰にでもでる。→疲労がある人はでやすい
炎症が強く+疼痛を伴う。


○①と②の共通点
全身症状
黄色ブドウ球菌
疲労がある
免疫系が低下してる又は免疫系が弱い

『感染症対策』
感染源には素手で触れない
感染者を隔離する
必ずゴム手袋を使う
※救急処置の感染症対策が妥当と考えて良い



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