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一番最初の人が偉いし・強いし・最強だし・無敵

芸能人やら著名人とやらが発した言葉に「あぁ、私もそう思ってた」なんて思うことが多々ある。そこまでは別に良い。
その先、自分もその意見を口にした時、二番煎じと呼ばれることがある。

確かに自分も同じ意見を持っていた。ところがその意見は他の誰かの口から発せられた。それはもう、その人の発言なのだ。
一番でなければならない。
一番最初に口にした人の勝ちである。以降は二番煎じと呼ばれる。

池に蛙が飛び込むのを見て「古池や蛙飛び込む水の音」と詠んでも、大昔に松尾芭蕉が詠んでいる。
今からの少年達を見て「少年よ大志を抱け」と言っても、大昔にクラークさんが言っている。
たとえ同じ気持ちで同じ意見を持っていても、先に言った人がいたら二番煎じになる。負けなのだ。

愛の言葉なんかは特に難しい。それはそれは多くの人が使い古している。
RADWIMPSも歌っている。それでも探すしかない。自分の気持ちをしっかり伝えるたった一つの言葉を。一番最初の言葉を。

愛しい人に会えなくて「会いたくて会いたくて震えているの。」なんて言ったところで、西野カナさんが歌ってしまっているのだ。
他の言葉を探すしかない。
もう、震えなくてもいいんだよって伝えたい。誰にだよ。

こんなことにならないように、自分の心の声にしっかり耳を傾けたい。
それをメモに残す癖もつけたい。すぐに忘れるから。
メモ帳にでもスマートフォンにでもいい。メモに残しておく。後でそれをnoteでもSNSでもいいから形にする。そうやって一番を目指す。一番最初に発した人が一番強い。

せっかく自分の中に芽生えた意見や言葉を、二番煎じなんて呼ばせたくない。
目指そう、偉くて強くて最強で無敵の一番を。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
見つかるといいですね。一番最初の言葉。

それでは、佐世保の隅っこからウバでした。


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