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#10 回復期も後半に。退院はいつやろ?


2021年10月下旬
病室の引っ越しがもうそろそろ出来そうやねん✨
廊下の突き当たりらへんに移れるのは退院が近い人の病室。
同年代で同じ症状の女性もそこにいたので早く行きたいと願ってた。

OTさんとの約束事!
1.左手(麻痺側の手をお腹辺りに持ってくる。置き去りにしない。)
2.ブレーキ(これを忘れて立ったり座ったりしてしまうと、車椅子が動いてこけてしまう。)
1.2.や色んな事をクリアすると一人で車椅子の移動を許可してもらえる。
この許可が出ると病室でごはんが食べれる。
そう、一番苦痛だったのは、食事の1時間前から詰め所前に車椅子で待たされる。
食事をするディルームに移動しても料理が来るのは
30分くらいは待たされる。

車椅子で長時間座るのは、お尻が痛くて痛くて辛いねん😂

健常者の時、母が車椅子に座れてて楽やな~と思ってた自分をしばき倒したい!と思った。

何故かと言うと(母が70歳、私が41歳の時父が胆嚢結石で入院、後に肝硬変、C型肝炎が判明する。母は圧迫骨折で同じく入院となり、父母退院と同時に介護生活となったのだ。)
それはこっちに置いといて→✋

一人で車椅子の移動を許可が出て病室に食事を持ってきてくれるようになって、ストレスが減る。そして間もなくお引っ越しに
願っていた廊下突き当たりの病室に決まり❗✨
同年代で、同じ症状の人と同室になった。
やっと、話ができる。他の人も意思疎通ができる人ばかりで嬉しいかった✨

朝6時前に目が覚めリハビリ時間の確認してトイレに行く。同室の人も起きてるか確認出来てから声を発する。

今までとは違うのはお隣さんに
「おはよう!」

「今日は何時から?」
とお互いの予定を確認し合う。

「行ってらっしゃい」
「行ってきま~す」


「ただいま~」
「お帰り~」

と挨拶をしあう。な~んてこと無い事が心地よくて、入院生活が苦にならなくなった。

11月中旬頃から、リハビリ室の台所で模擬調理をしたり、不安要素を探して練習などをした。
あ、長財布持てないかも!?
キャッチのピアスは無理かも?!
フライパン振れない。
野菜切れない。
洋服を着るのもムズい。
出来ない自分が沢山おる

自宅の段差、お風呂のサイズ
部屋までの階段。
いろいろ娘に写真撮ってもらい。退院後の生活動線の過ごし方をシュミレーションし、リハビリをする。

退院
クリスマスに近づくと
退院をしようとする人が多くなる。
わたしは入院最大6ヵ月なので1月14日までリハビリが可能
入院中だと年末年始も休み無しでリハビリができる。コロナでの遅れも有ったので、少しでも多くリハビリをしたい。でもお隣さんもクリスマス前に退院決まり!嫌やー正月一緒に迎えよーやーと願ったけど、あかんかった…
先生は私の気持ちを尊重するとは言ってくれたが出来れば満期まで頑張って欲しいと、まだ伸びしろがあると信じてくれてたから・・・
何が出来るようになりたい?の問いに即、こたつに入りたい
すなわち、地べたに座りたい。
リハビリ室に和室が設けてあるが、そこで、リハビリをしている人は見ない
なかなかできる事では無いらしい、でも、やることにした!
座ること自体ムズい!💦あぐらをかきたい💦
やっと座ることができた!
次は立つ・・・無理💦💦
後ろのズボンのゴムの所を握って持ち上げてもらってようやく立ち上がれる始末

情けない😂

そんなこんな事を繰り返して
床に座って自力で立てるようになる。
年を越しての入院を決断した成果は成し遂げられ帰られることに。
やったで~!うちえらいやろー笑


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