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4年ぶりの長崎くんち

今年は長崎で4年ぶりに長崎くんちが行われます。4年ぶりのおくんちということもあり、いつも以上に街中が活気付いているような感じです。私が生まれ育った地域も今年は奉納踊りの担当なのですが、家族や地域が一体になっていい出し物を作ろうという団結力は素晴らしいものです。

そもそも長崎くんちというのは何かという質問が多いので大まかにここに書くと、寛永11年に豊前国中津(現大分・中津)出身の2人の遊女が長崎の氏神である諏訪神社の神前で謡曲「小舞」を奉納したことが始まりとされているそうです。当時の時代背景としてはキリスト教の禁教令というものがありますが、キリスト教徒を鎮圧するために長崎奉行榊原飛騨守の肝煎りで始められたとあります。この2人の援助を受け、諏訪神社初代宮司である肥前国松浦郡唐津の青木賢清が初めて旧暦9月7日・9日を祭日に制定されたことから今日の長崎くんちが始まったと考えていいでしょう。
 
とまあ難しい話はさておいて・・・私は今回は裏方の役割なのですが、やはり今の気持ちとしては裏方とはいえ、いい出し物を創りたいという思いは私ももちろん同じです。この気持ちを忘れない、「くんち」を後世に残し続けていくためにしないといけないことは何か。それは形だけでなく、祭りの「歴史」というものを深く学ぶこと。そして自分の生まれ育った長崎のことをもっと知ることが大事だなと考えています。

くんちの歴史についてはまた後日レポートできればいいなと思っています。

10月7・8・9。ぜひ長崎にくんちば見に来てくれたら嬉しかです。

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