鍼灸の通う頻度は?

鍼灸や他の医療関係の機関でも通う頻度や期間について疑問に思うこともあるのではないでしょうか?

鍼灸は鍼やお灸をしてからしばらくの間ツボの効果が持続します。
鍼は皮膚や筋肉に微細な傷を作りその傷を治すために血液が刺した部分に集まり修復が完了するまでツボの働きが続くと考えられますのでおよそ二、三日は持続する場合が多いです。
例外もありますが不調の改善というのであれば週に一回程度を目安として考えていただければいいです。

人間は急な変化に対してストレスを感じやすくなっているので急に悪化するのも急に良くなるのも負担として捉えて元の状態に戻ろうという働きが出てきます。
なので慢性的な症状は改善まである程度の期間がかかってきます。
一般的には三ヶ月程度かかると言われることも多いので目安として考えていただければいいと思います。

逆に急性の不調であれば早い方は一度の施術で元の状態に戻る方もいらっしゃいます。
急性であれば体が不調を記憶してしまう前に健康な状態に戻せるように日にちを空けずに通ってもらう場合もあるので急性の症状なのか慢性の症状なのかで通う頻度や期間が変わってきます。
お店によっては回数券を勧めてくることもあると思いますが自分の症状が急性か慢性かによって買わない方がいい場合もあるので注意していただければと思います。

体調維持や予防を目的としているのであれば季節の変わり目など体調が変わりやすい時期、忙しくなってきているときには体調を崩しやすくなるのでそういった時期に利用するのがいいです。
不安を感じる方は月一度通われる方もいらっしゃいます。

長々と書きましたが基本的にはご自身が行きたいと思えるタイミングで利用するのがいいです。
健康なときには鍼灸のことを忘れて生活できていると思います。
思い出したときには身体のどこかに不安があったり疲労が溜まってきているときであることが多いです。
なので思い出したときに利用しておくと大きく体調を崩す可能性が低くなります。

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