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仕事で原付バイクに乗るため、徹底的に厚着をしています。するとオフの日、何をどれくらい着ればちょうどいいのかが分かりません。案の定、ビミョーに寒い服装で出掛けてしまい、月曜日にダメージが出てしまいました。
田中弥三郎です。鍼灸マッサージ師をしています。

身体が冷えるとどうなるのか

身体が冷えると自律神経が調整してくれる

身体が冷えると、自律神経が体温を維持しようといろいろな仕事をします。代表的なところでは、脂肪を燃やしたり、鳥肌を立てたりです。

自律神経とは、体温・呼吸・血圧・脈拍などを調整している神経です。生命維持機能の根幹です。
人間が生きていけるのは、自律神経が適切に調整をしているからです。寝ていても起きていても、常に自律神経は働いているのです。

寒すぎると自律神経が混乱してしまうかも

自律神経のはたらきで調整できるくらいの冷えなら良いのですが、バイクでの寒さとなると、それどころでは追いつきません。自律神経がフル回転で体温を上げようとしても、寒さのほうが上回ってしまいます。

その間、自律神経はフル回転で体温を上げようと動いている状態です。クルマで言うなら動けないほどの荷物を積んで、アクセル全開にするようなものです(分かりにくい??)。

体温を上げようとしているのに上がらないと、体温の調整機能自体がずれてしまうおそれがあります。体温や呼吸、血圧・脈拍が調整できないなんて、おそろしいことです。
そんな状態では、眠っていてもなかなか疲れは取れにくいでしょう。

自律神経をリセットしてあげましょう

お風呂がオススメです

自律神経をリセットするには、お風呂に浸かることがオススメです。身体を芯まで温かくして、体温と脳の感覚を揃えてあげるイメージです。

そのためには、熱すぎない温度でじっくり半身浴がいいでしょう。お料理と同じ、しっかり体の深部まで温めてあげるには、弱火でじっくりです。
心臓にかかる負担も最小限ですみますね。

サウナは体質・体調に合わせて

サウナで温めて、しっかり汗をかいてというのも悪くないのですが、人によっては却って心臓や自律神経に負担をかけるおそれがあります。

サウナと水風呂の交代浴は、身体が温まって血管が拡張しきったところを冷やすことで血管を収縮させます。すると全身の血管を強く刺激して血流を動かすので、全身のすみずみの細胞に栄養や酸素を届け、二酸化炭素や老廃物を回収します。これは大きなメリットです。ですが急激な血圧の変化を伴いますので、心臓に不安のある方は気に留めておいて欲しいですね。

サウナが体質に合っていて、スッキリサッパリできる人には良いのでしょうし、合わない人もあるでしょう。
私はサウナは好きですが、水風呂が苦手です。温まった身体をゆっくり冷ますのが私のスタイルです。

貴方自身がトレーナーです。

いろんな健康法がありますが、どれもメリットとデメリットがあり、体質や病歴による向き不向きがあります。
ご自身の体質や感覚を大事にして、必要に応じてお医者さんに相談することも考えてください。

貴方の身体をどのようにコンディショニングしていくのか、どんな身体が理想なのかはそれぞれ違ってあたりまえです。
理想の自分に近づけるよう、お役に立てていたら嬉しく思います。

寒さに文句ばっかり言ってますが(笑)、冬野菜が美味しくなってきましたね。
皆さまの定番お鍋は、何でしょうか?
お腹も温かくしてお過ごしください。

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