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バイキング形式の朝食会場

おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。ビジネスホテルに投宿。今回は4泊です。
部屋に入ると、全ての電気をON!
手洗いうがいを済ませると、湯船にお湯をためます。自動装置ではないのでお湯と水を両方出して調節します。

お湯がたまるまでに、まずは冷蔵庫の電源をON!
ルービーとレモンサワーを冷やします。

次いでパソコンをテーブルの上に置いて起動させます。僕はパソコンでnoteを書くので、パソコンは欠かせないのであります。

あとは上着やズボンをハンガーにかけ、その他の着用していた衣類は専用のバックにいれます。

スマホを充電し、加湿器に水を入れてON!

ホテルに用意されている部屋着、浴衣みたいなやつは着心地が悪いので、リュックサックからスエットの上下を取り出します。

ようやっとお湯がたまったのでお風呂に入ります。
大浴場もあるけど、今日は疲れたので部屋風呂にします。

その後は一杯飲みながら、noteを見ます。
みなさんの記事をガン見します。


翌朝、1階の朝食会場へ向かう為、8階からエレベーターに乗った。
4階でエレベーターが停止した。おばさんが乗って来た。
ちょっと複雑な気分に襲われる。

エレベーターが1階に到着。
案の定、おばさんは扉が開くと同時に出て行った。
「だからさあ~そちらにもボタンがあるんだから、せめて先にどうぞ的な配慮はないのかネ?」
なんて言葉を飲み込んで、僕も朝食会場に到着。
僕の前には勿論、ふてぶてしいおばさんがおられます。

丸皿に順次食べたい物を乗せて行きます。
鮭の切り身、レタス、玉葱のスライス、ミニトマト、コーンを取りました。

ここで僕の手が止まりました。

おばさんの前の2人が、もたついているのです。
「こうくん…朝からミートボール食べても大丈夫かなあ」
化粧もしていない、ひきつった表情の彼女が彼氏に問うた。
「別にいいんじゃね? ミートボールの1個や2個くらい」
そう返答した彼氏は、彼女のデカいケツを叩いた。
「もぅ~こんなとこで。馬鹿ッ」
彼女は彼氏に目で訴えた。

何なん、この時間は?

朝から阿保カップルのやり取りを見せられるとは、まさに地獄の極み。
しかも2人ともマスクをしていない。トレイを持つ場所には、「喋らず速やかに取りましょう。割り込みも厳禁!」と表示されているのに。
阿保カップルには、何も見えていないのだろう。至極残念だ。

痺れを切らしたおばさんが、阿保カップルを追い抜いた。
すると彼女のデカいケツに、おばさんのモモがぶつかった。
「ごめんなさい!」
彼女が大きな声で謝った。
しかしおばさんは何事もなかったかのように、無言でご飯をよそりはじめた。
ちょっと面白くて、僕は笑いを堪えた。

その後も、僕が味噌汁をよそっていると、おかわりをしにきたおじいさんの肘が僕にぶつかったのです。
「す、すいません。腹減っちゃってサ」
口の中で咀嚼しながら喋るおじいさん。
まずは火傷の心配をしなさいと思いながら、ちゃんと飲み込んでから席を立ちなさいという言葉も僕は飲み込んだ。
だって僕は紳士ですからネ!

さらに納豆を取ろうとしたその刹那、真横からおじさんの手が伸びてきたのであります。
山盛りに積んである納豆を、まさか並びもせずに真横から盗み取るとは…。もはや愚の骨頂。
おじさんもさすがに悪いと思ったのか、納豆を持ったまま、僕を見ている。

これまた時間の無駄!

呆れた僕は「どうぞお先に」と捨てセリフを吐いて、おじさんを許した。

ちなみにここはゴルフ場が経営しているビジネスホテル。料理は確かに美味しかった。1泊2食付きで7700円。しかも大浴場とサウナもあるので、goodだと思います。

だけど、今朝のバイキングのマナーを見ると、とても紳士なスポーツをしているゴルファーたちとは縁遠い客層だと感じた。

僕は怒りを鎮める為に、普段あまり食べない、クロワッサンと塩パンも食べた。あと、ヨーグルトと杏仁豆腐もおかわりした。

お腹一杯。ご馳走さまでした。

朝食を食べ終えた僕は、エレベーターを待った。

到着したエレベーターに、ゴルフウェアを着た30代の男女が乗っていた。
まず男性が僕に会釈をしてから降りると、次いでニコッと笑った女性が、右手でドアを押さえながら降りてきたのである。

いた。ここにまさに紳士の男女がいた。

「ありがとうございます」
僕はお礼を述べると、エレベーターに乗った。
いつもなら、閉まるボタンを押すのだけど、僕は押さずに男女が朝食会場に歩いて行く後ろ姿を見続けた。

エレベーターが閉まった。
僕は8階を押した。
エレベーターが上昇し始めた時だった。
「臭ッ」
僕はむせた。
あまりの臭さに…。
「あの男女。屁をしてからエレベーターを降りやがった!」
だからあんなに笑顔で丁寧な対応をしたのだ。
少しでもエレベーターのドアをオープンさせ、臭いを出したかったのだ。

「どうやら今日は仏滅のようだ」

僕は部屋に戻ると、シャワーを浴びて、邪悪な気を洗い流した。


【了】


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