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今日のおうちごはん⑯

おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

久しぶりに夕飯を拵えよと思い立った。
最近はスーパーマーケットのお惣菜や、時に高くつくけどコンビニのおつまみ品と、ホットスナックなどを購入し食べておりました。

気づけば栄養バランスが偏り、免疫力も低下してきます。すると、あの恐ろしいコロナビールのビールを削った病や、過去に何度も発症してしまった、インフルエンサーのエンサーを変換したような病に襲われ、床に伏してしまうのであります。

「そうなってたまるか! オラは場末のkindle作家、TAKAYUKIだ!」

孫悟空の自己紹介的な独り言を発した僕は、大好きなスーパーマーケットに向かった。

入店すると、本日もおられました。毎回書いて大変恐縮なのですが、手を後ろに組み、買う意思も権限もないおじいさんたちが…。

さらに通路では、これまたおばさんたちが、籠に葱と人参しか入っていない状態で、また立ち話をして進路を妨害している。

僕がスーパーマーケットの店長だったら、腕組み男性については、マグロのお刺身を整理するふりをして、後ろで購入したい方々に対してスペースを空けます。だって腕組み男性たちは購入する意思が無いのですから。

そして通路を妨害している女性たちについては、台車に沢山の野菜を積んで発進。通路を妨害している女性たちの間で一時停止。
「あ…すみません。お野菜を補充したいので、どいてもらえますぅ?」
って挑発を込めて言います。

すると女性たちは「なぬっ」と思うかも知れませんが、どちらが悪いのかは火を見るよりも明らか。

次回からはスーパーマーケットの駐車場で立ち話をしていることでしょう。

だけど、そんな人たちを見るだけで、考えるだけで時間の無駄じゃん!

僕は彼らを案山子だと思い、ササッと購入して自宅に戻って行きました。

およそ30分で、本日の夕飯が完成しました。



カレーじゃないのョ。ビーフシチューなのョ♡


それでは喫食。
牛肉がトロトロで口に入れた瞬間に、あっという間にとろけてました。
これは実に美味です。

そしてルービーを飲みます。
「うん…ビーフシチューとルービーの相性は、かなり良いゾ」

あとは栄養が偏りつつあったので、ジャガイモ、人参、舞茸、それとデカいブロッコリーを沢山投入し、結果、3杯も食べました。

味付けは簡単です。顆粒のビーフシチュー、お酒、気持ちケチャップと塩コショウのみ。

あと煮込む時間が必要ですが、その間に洗い物や洗濯物を畳むなどして過ごせば、あっという間に完成でございます。

「ごちそうさまでしたあ!」

給食を食べ終え大きな声で感謝の言葉を言う小1のように、僕も大声で言いました。

お風呂上りに、僕は部屋の窓を開けました。
天を見ると、満月が暗闇の下界を照らしております。

「天よ…自分に残された時間は幾何か、教えて頂けぬか?」

なんてセンチメンタルな事を、天に尋ねた瞬間だった。

「にやあああああッ」

野良猫の大喧嘩が勃発しました。

「こら。その変にしておきなさい」


僕の声とは裏腹に、野良猫の戦いは明け方まで続きました。



【了】

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