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#0115【マンション管理】マンション管理士の資格と存在意義

皆さん、こんにちは。記事をご覧頂きありがとうございます。今回のテーマはマンション管理士です。マンション管理士とは、毎年11月の最終日曜日に行なわれている国家試験に合格した方が登録することで名乗れる国家資格です。合格率は例年8%前後なので割りと難しい試験です。100人受けたら92人が落ちる試験です。あまり身近にいないと思いますので、今回はマンション管理士はどんな資格かマンション管理士の存在意義などを解説しようと思います。

私もマンション管理士の資格を持っています。名刺にも記載しています。名刺交換した際の反応は渡す相手によっても様々で面白いです。

まず、一定数の方がマンション管理員さんと勘違いされています。いわゆる日常清掃や入居者からの問合せ対応などするのがマンション管理員です。マンション管理士は、分譲マンションの管理組合の立場に立ってサポートする資格です。

マンション管理は管理会社と管理業務委託契約をマンション管理組合とが締結して、いわゆるマンション管理会社が管理組合の理事会や総会の支援業務をしてくれます。しかしながら、マンションのオーナーである区分所有者は別にマンション管理のプロではありません。そこで、マンション管理の専門知識をもった専門家としてマンション管理士に助言業務を依頼して管理組合の立場に立ったアドバイスをもらうことがあります。わかりやすくいうと企業が外部専門家とコンサルティング契約をするようにマンション管理組合の場合も外部専門家であるマンション管理士にコンサルティングを頼むという訳です。

私も含めて区分所有者、すなわち、マンションのオーナーの立場でもマンション管理士資格を持っている方がいます。マンション管理会社に対しては牽制になります。場合によってはこの場合、「マンション管理士としてどう思いますか?」と相談されることもあります。

マンション管理士の試験勉強で身につく知識は幅広くマンションオーナーであれば、分譲マンションだけでなく、ワンオーナーのいわゆる賃貸マンションのオーナーさんであっても役立つ知識が多いと思います。特にマンションの設備、建築の知識は一級建築士が勉強する内容も含まれ難しい内容ですがマンションのことを理解するのにはとても役に立ちます。例えば、エレベーター設備の構造であったり、建築基準法や消防法などの各種規制が試験に出ます。

もし、ご興味がある方は試験について調べたり、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。今回はマンション管理士について解説しました。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。

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