見出し画像

8. ホルトノキ@地方橋通り


今日の樹木

名前:ホルトノキ
分類:ホルトノキ科ホルトノキ属、常緑広葉樹
原産地/分布:日本(関東以南)

前回の土手通りの途中から北方向に伸びる地方橋通り。
この通り沿いに生えている木、それはホルトノキ♬

土手通りの街路樹のヤマモモとホルトノキはよく似ているので、以前はヤマモモかと思っていたけど、ちょっと違う気もしつつ、そのままにしていた。

いくつかの特徴からこれがホルトノキと分かった時から、ぐっと距離が縮まった気がして、とても嬉しい。

ちょっと不思議な名前は、江戸時代に平賀源内がオリーブの木と間違えて「ポルトガル(ホルト)の木」と名付けたとのこと。科も属もホルトノキなので、1丁目1番地1号のように、記憶にしっかり定着した。

キになる① レッドリーフを探せ

緑の葉のなかに、たまに混ざる赤い葉。古い葉が紅葉したもので、これがホルトノキの特徴。

あるある!つい「あ、赤い葉みつけた!」と言いたくなるような、見つかりやすいウォーリー。

赤い葉の数や位置は、まばらなようで、規則性もあるような。
どれくらいの割合で順次赤くなっていくんだろう。

道路わきに所々まとめられていた赤い落ち葉。

キになる② 異国情緒

原産国は日本だけど、不思議な響きの名前に影響されてか、全体的な色合いに異国情緒を感じるホルトノキ。

灰褐色の幹の上には薄緑色の地衣類も。淡い色が織りなす模様が美しい。
じーっと見ていると、上空から森の広がる大地を見ているみたい。

胴吹き(幹から生える芽)の新芽。
茎や葉の主脈は、少し紫がかったルバーブのような赤色。
おしゃれな色の組み合わせだなぁ。

キになる③ 交通安全

通りの端に交番があり、交通安全運動を実施している。ホルトノキも樹木のお巡りさんとして、地域の安全に貢献してくれている、たぶん。

姿勢よくずらりと並び、通りの安全をじっと守る。

今日の寄り道

地方橋通りにある、大正時代に創業の金太郎鮨。
都内中心に数店舗あるうちの、本店がここにある。

テイクアウトでおまかせ握り1.5人前をいただく。金曜日お疲れ様ランチ。
拾ったホルトノキの落ち葉を並べてみたら、まぐろと同じ色だった😊



この記事が参加している募集

散歩日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?