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11. サルスベリ@浅草通り


今日の樹木

名前:サルスベリ(百日紅)
分類:ミソハギ科サルスベリ属、落葉高木、雌雄同株

連日もう暑すぎて、歩きはあきらめ自転車散歩にしました。
浅草通りの駒形橋の西側~上野駅手前まで往復約3.5km。
鮮やかなサルスベリの姿に元気をもらい、パワーチャージ。

キになる① 小さな花火、大きな花火

濃いピンク、白、薄紫。
蕾からポンとはじけて、花火のように広がる花びら。
線香花火のパチパチと優しく散る火花のような軽やかさも感じます。

そんな花がたくさん集まると、シロップたっぷりのかき氷状態。
イチゴ、練乳、薄紫はなんだろう。
それにしても、なんて夏が似合う花🥰

枝葉も入って、大きな打ち上げ花火がどーん。

キになる② 美肌 

「猿も滑ってしまうくらいツルツルの樹皮」が名前の由来のサルスベリ。
ツルツルの理由は、つる植物に巻きつかれないようにするためらしい。

古い樹皮を剝がしながら成長するので、
新しい樹皮は本当にツルツルしていて気持ちいい。

こんな滑らかなお肌を、常にキープできたらと羨ましくもあり。

遠目から見ると左右ペアの葉と思いきや、
後から調べてみたら「コクサギ型葉序」といって、
2枚ずつ交互に生えるちょっと珍しい葉の付き方だった。

本当だ、よく見ると左左右右となってる!!
おもしろい~。

キになる③ 自由にしなやかに、街に溶け込む

枝がいろいろな方向に勢いよく伸びている。
その枝の先にはところどころ大きな花が咲いている。

枝はしなやかに、時にはぐいーんと結構曲がり、
でも折れずに大きな花を支えている。

サルスベリ、伸びやかな樹木だなぁ。
もし人格があったら、元気なお祭り好きだと思う。

なんて考えたら、
何だか葉が屋台のトルネードポテトにも見える笑。

人通りの多い浅草通りの風景にも、しっかり溶け込んでいるサルスベリ。

半分以上のサルスベリは濃いピンクの花を咲かせていたなかで、
さりげなく粋なサルスベリ3景をご紹介。

①ナチュラルローソン前は、薄いピンク&白のナチュラルカラー。

②下谷神社の前は、赤と黒の鳥居を引き立てる白。

③中華紅楽の前も、白い花が一番似合う。

今日の寄り道

散歩のスタート時点で付近で見つけた、
西インドの家庭料理を提供しているSpice MAMA(スパイスママ)。

往復した後はここでランチをしようと早々に決意。

効能ごとにスパイスを使い分け、身体を想い作られたカレーセット。
夏バテ気味だったので、優しいカレーが全身に染み込んでいきました😊



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