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【🎬映画】「ビバリウム」


※この記事は映画のネタバレを含みます。
前情報無しで観たい方はお引き返し下さい↩️。






















若い共働きカップルが新居を探してる🏠。
とある不動産屋を訪れたらすごいマグリットみたいな風景広がる場所を案内された。

そしてそのまま閉じ込められ、謎の赤子を託される…

「育てれば解放される」、と

ご近所の気配も無い、ここは一体何?
果たして二人は脱出出来るのだろうか?🛣️









全編謎のキモさを孕んだヘンテコ映画。
絵のような虚無空間で家庭生活を強要される“出口無き地獄”へようこそ🌏!







この映画、ちょっとキモかった!いい意味で☁️。
延べ5回くらい見返してたよ🔄!
アート的・変で不気味な感じが如何にも“A24”が
配給してそうな作品だけど、違うという。


当時も予告観て「マグリットの絵みたいな世界で面白そうだなー」と、そのシュールでポップな画と、何とも言えない変な空気感に気になってはいました。結局観に行かなかったけど。

絵か、ってくらいに並ぶ同じ家、同じ雲☁️。
しかし人は住んでいない…




そして謎子供ッ!!


90日で5歳くらいまでに成長するのだけど、
声が青年とも言えない妙な声質で、異様な感じ。
そして髪を七三分けしてスーツ着てる。
子供ならもっと可愛い服着ろよ!
まるで将来あの家紹介してた不動産屋のセールスマンになるの示唆してるみたいやん!👨‍💼

このおじさんもいい感じにキモかった。





そして声が変に低い割にご飯や不満がある時は
「キヤァ"ァ"ァ"--------🦜」みたいな何かの鳥の様な甲高い奇声上げたり、「ウォフウォフウォフ…🐶」と犬の鳴き真似しながら一日中家を走り回る。
そしてストレスから喧嘩する二人の口論を一人
芝居で再現する。本人達の目の前で!





ご飯が卓上に並ぶまで叫び続けます⏰。

子供も小さいうちは色々と変な奇声上げて走り回ったり、親のモノマネしてきたりするけどさ、
コレは多分別の何かも混じってるな🐸。

最初作業しながら観てたけど、前半の大半が↑の
奇声ばっかで「なんなんだよこの映画」って
思ってた笑。

きっとそうだと思う。







近所も入居してくる気配も無く、彼氏はほぼ四六時中庭に穴掘って脱出口を探す🕳️。
彼女の方は謎子供に叱りつけながら世話をする。

これは人間の「男は働き、女は育児」という、
“家庭”を持つ事へのメタファーなのだろうか

でもそんな価値観も古い時代だけどね。


この映画は何か そういう人間が辿るステレオ的
一生をテーマにしてそうではあるけれど、
何故このカップルが標的なのか、
特に悪い事とか何もしてないのに 何故こんな
理不尽な仕打ちを受けなければならないのか、

全くわからない。
結婚するかも決まってないし、家が欲しかっただけなのにさ🏠。

以下物語のラスト触れます 注意🐭


↓↓↓









🎬ラストシーン





大人になたよ👦。

出口を求めて庭を掘り続けた彼氏も、殆ど寝食してなかったのか、力尽きてお亡くなりになりました。
一年経たずして成人化した謎子供が
死体袋に彼氏の遺体を包んで穴の中へ葬る🪦。

脱出の為に掘った穴に入れられるなんて何という皮肉…





そして謎子供を殴ると「ギギギギ‼︎」と奇声発しながら犬走りで🐕逃げてゆき、まるでカーペットをめくる様にアスファルト道路の端をぐにゃぁ〜と
持ち上げて中へ潜り込む(漫画かよ)。

すると此処とは別の次元があって、追いかけた彼女は自分達と同じような境遇にいる者たちに出逢う事に…

居間で泣きじゃくる女性。
中には風呂場で絶望●‥





もはや逃げ道など無い。

何処まで行っても戻ってくる新居。
絶望した彼女もまた、同じように何も無いこの世界で衰弱、謎子供によって埋葬されます🪦。


そして何事もなかったかの様に庭も家も元通り。
謎子供は例の不動産屋で老衰したセールスマンの名札をとり、跡を継ぐ。
ループは続くよ どこまでも…

新たな入居者 お待ちしております♪












というわけで、まとめると

☁️怖くはない。でもキモいシーンあるかも。
☁️色々謎もあるが回収されない。
☁️夢とか不可思議な世界が好きな方へ


まぁあの冒頭部の産まれたてのカッコウのヒナが別種のヒナと卵を背中で押して蹴落とし巣を独占する所からして厭〜な感じなのな苦笑🐥🪺。


予告も爽やかでいて何かキモさが出てる。
謎子供の奇声付き笑。
何気にR15付いてるので一応気をつけてね☁️。

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