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イタリア旅行で出会った建築~北京首都国際航空~

イタリア、ローマに向かうため関空から北京でトランジット!

着いたのは北京首都国際空港ターミナル3。供用開始は2008年。世界でも有数のハブ空港である。

北京首都国際空港の設計はイギリスの建築家ノーマン・フォスター!建築を学んだ人は1度は聞いたことある巨匠である。関空がレンゾ・ピアノの設計なので巨匠から巨匠へひとっ飛びで出会える街の玄関口の空港建築って面白い。

特にハブ空港は世界中から人が集まってくるので街の玄関口として気合いの入ったデザインが求められ、しかもとてつもなく大きい空間を設計しなければならない。これらを満たせてワクワクさせてくれる空港建築を設計できるのは必然的に巨匠と呼ばれる建築家なのだろう。(最近にも北京にザハ建築の空港が出来たし)

と色々言いつつフォスター建築に触れるのは初めてで実はよくわかってない。建築士試験や歴史を勉強した時に聞いたことがあるくらいとAppleの本社を設計したぐらいしか知らなかった。

北京首都国際空港のWikipediaによると【中国の伝統的な色彩である黄金の梁が天井を覆い、龍をイメージさせるデザイン】とのこと。トランジットだけで入国していないので全貌はわからないかつ内部の空間だけの感想だが、、、

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当たり前だけど大きい広い!天井高が高い。高級感がある。気になるのは天井のデザイン。この写真では梁、スラブがオレンジがかっているけど多分これが黄金の梁が覆っていることなのかなと。ただ、それよりも天井の仕上げ材というかLGSの現しのような金属パネルのスリッドがカッコいい。このスリッドの間隔や太さはどうやって決めたのだろうか。これが設計図通りなのか現場で決めたのか気になる。

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地下部分に電車のターミナルを作っているようでさらに広い空間になっている。広い空間に見えるのは柱のおかげかんと思う。柱は1本1本太いけど本数が少ないので奥行きが通っているように見える。

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空港内にある休憩所。こっちの建物の方が中国っぽいというかthe・伝統的な中国の建物で三国志とかにでてきそう。その建物の背景にも天井の仕上げが壮大でカッコいい。


北京首都国際航空は空港建築の広い空間を天井のカッコ良さで埋め尽くし、ハブ空港っぽくこれから旅に出かける人にも中国を感じさせてくれ、そっと高揚感を与えてくれる建物だった。フォスター建築良かった~

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