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とある1日-1日目-

ここ数日パートナー(今後はSと表記します)が帰省しているため、当たり前だけど目覚めると一人。
いつも隣で寝ているはずの人が居ないので、毎朝一瞬ぎょっとする。

毎朝Sが淹れてくれている珈琲も、ここ数日は1度も飲んでいない。
自分で淹れるのが面倒というのもあるけど、豆も切らしている。
真顔で目玉焼きを作って、真顔で流し込み、コーヒー豆を買うために、いつもより早く家を出た。
どうしてそんな行動力が湧いたのかというと、明日Sが帰って来るからである。

猛暑の中、無心で歩き汗だくで豆をゲットし、職場へ。
もう今日の仕事は終えた気分だったけど、私の1日はこれから始まる。

最近は、タイムスケジュールを組んでコンスタントにタスクを消化し余裕を持って仕事を終わらせるということにハマっている。
そういうことが出来るときはそもそも気持ちや体力に余裕がある時なので、今の私は比較的元気なんだと思う。

ということで、無事仕事を終えて、お気に入りのお弁当屋さんで夕飯を買い家路に。
のんびり映画を観ながらお弁当を食べる時間もなんとも至福だった。
一人の時間も良いものだね。
そして、いつもよりテンションの高い音楽をかけ、夜更かし。

ごろごろしながら、Sが帰省のたびに用意してくれる、留守にする日数分の手紙を読む。
この手紙を読むたびに、私はSの書く文章が好きなんだと気づかさせられる。

前日の手紙には、私の好きなところが15個くらい箇条書きされていて、嬉しくてついつい泣いてしまった。
こんな優しい人といっしょになれて、私は本当に幸せだな。

明日は、Sを迎えるために部屋をきれいにしとかなきゃ。







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