見出し画像

0から1を生み出さずとも出来ること

少し長めですが、時間がある方はまずこちらをご覧ければ幸いです。

この記事をざっくり説明すると、「何事においても物事を生み出す人、つまりクリエーターは称賛されるべきであると考える一方で、そこで生み出されたモノを伝えたり普及させたりすることが出来る継承者のような人も必要である。そして、生み出されたモノの真価はそれらお互いの相乗効果によって発揮されるのではないか」というものです。あってる?

自分は0から物事を考え発展させるのが苦手です。まっさらな更地から、青葉を芽吹かせる方法を知りません。いつも他の人の作品や考えに楽しませて貰ってばっかりです。
故に、新しいアイデアや発想がポンポンと出てくる人のことを羨ましく、そして少し妬ましく思ってしまいます。

それは、「0」から「1」を創造する作業こそが素晴らしいことであり、それが出来ない者は他者によって生み出されたモノや考えを享受し、ただ利用するだけの存在である、と少し悲観的な考えを持っていたからです。

しかし、この文章はそれこそが重要な作業でもあるのだと言ってくれました。

「0」から「1」を生み出しても、その「1」を上手に使い伝承する人がいなければ意味をなさない。生み出す人だけではなく、「1」を「2」や「3」に育む人、つまり生み出されたモノの価値を豊かにすることが出来る人だって必要なはずだと。

これを受けて、今やっているようなアウトプットだけでなく、自分が好きな物や考えを人に伝えていくことも重要なのかもしれないと感じました。
特に好きな物の紹介なんかは、価値観の押し付けみたいで気が引けていたのですが、それも考えようによっては「1」を普及させ、「2」や「3」に育むような継承者としての役割があるのではないかと考えられるようになりました。

人が生み出したものを自分なりに解釈し発展させたり、良い部分を上手に伝えられたりする力も身につけていきたい。そう思わせてくれる大変素敵な文章でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?