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#6 祖母の入院で考えさせられたこと

皆さま体調はいかがでしょうか?


まだまだ新型コロナウイルスの感染拡大は、日本だけではなく、世界中で本当に大変な事態になってしまいましたね。
一時期は東京でも感染者数は減ってきましたが、まだまだ0にはなっていません。


そして、季節の変わり目なので、急に涼しくなってきましたね。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気を付けてくださいね。
(ちなみに私はすでに体調を崩しました(泣))




話は変わりますが、最近、私の祖母が、体調を崩しました。
現在は検査入院をしています。


87歳の祖母は、朝、おむつ交換をした後、うずくまって吐血したそうです。
もともと、糖尿病や、心筋梗塞などいろいろな病気をしているので、体調を崩すことはありました。

すぐに母が救急車を呼び、病院に運ばれました。

検査をしましたが正確な原因が分からず、年齢や持病のこともあり、検査入院をすることになりました。



私たち家族は心配でした。
具体的にいうと、3つ心配していることがありました。



1つ目は、当たり前ですが、身体の状態です。


・現在は検査入院をしていますが、身体に大きな問題はないのか。
・問題なく退院して自宅に帰ってくることはできるのか。
・死なないのか。

このようなことが一番心配していることです。


あと2か月でひ孫が生まれます。


「なんとかひ孫の顔を見せてあげたい。
抱っこさせてあげたい。」

最近はずっとこんなことを考えています。



現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、お見舞いに行くことができません。


なので、妻と毎日、神様に祖母の無事をお願いしていました。

その結果、祖母の状態も「とりあえず大丈夫」ということで、28日に退院が決まりました。

本当に神様に守っていただけてありがたいなぁと感じました。



2つ目の心配事

「おばあちゃんは一人で迷惑をかけることなく入院できるのだろうか?」

ということです。


実は祖母は、認知症を患い、まだまだ歩けますが、要介護5の状況です。
過去には入院中に点滴の針を抜いてしまい、血まみれになるという問題もありました。


当然のことですが、住み慣れた家と、病院では環境も雰囲気も全く違います。

環境が変わることで不穏になり、問題行動が出てしまうのです。

これは認知症を患っている高齢者の方であれば、多少は出てくる症状です。


今回の祖母も同じように、問題行動が出てしまうのではないかと心配していました。

また、家族が面会に行くことができない状況だったので、フォローもできません。
もし問題行動が起きて、看護師さんや、同室の方に迷惑をかけることはないといいな。
と思っていました。


今回、看護師さんに電話で状況を確認してみると、とにかくニコニコしていて穏やかだそうです。


本当に良かった。
祖母が心穏やかに過ごすことができていること、そして、看護師さんたちがしっかり気にかけていただけていることが本当にありがたいと思います。


28日の退院まであと少し日にちがあります。

残りの時間も穏やかに、リハビリ等を頑張ってくれたらうれしいなぁと思います。



3つ目は実は祖母ではなく、母のことです。


現在、私たち夫婦は少し離れたところに住んでいます。


父は2年前に亡くなり、私の兄弟は皆働いているため、夜遅くまで家にいません。
いつもは祖母の介護があるので、毎日忙しくしていますが、急に一人になってしまうと、認知にでもなってしまうのではないかと心配をしていました。


私の家は、女性は長生きですが、認知症になってしまうような運命があります。
今回、祖母が入院し、やることがなくなったら、緊張の糸が切れて認知が始まってしまうのでは?と心配していました。


父が亡くなってからも、祖母の介護があったからこそ、気が落ち込まず頑張ることができていたのではないかと思います。

今回、祖母の入院がそんなに長引かなかったことは、私たち家族にとって本当に幸いなことでした。

今後は、今まで以上に、家族みんなで気にかけていってあげたいなぁと思いました。



今回の祖母の入院を通して、私が学んだことがあります。


私たちの身体は神様からの借り物であるということです。


この世界で最も自分のものだと思いやすいものが、身体だと思います。

しかし、どんな身体も、自分の思い通りにできることはありません。
神様に守っていただき、御守護いただくからこそ、毎日生活することができるのだなぁと改めて感じました。


そして、心だけが自分のものであるということ。


神様は心だけは人間が自由に使うことができるようにしてくださいました。

毎日一生懸命に祖母の無事を家族で祈った結果、なんとか回復させていただくことができました。

それは、みんなが心から回復を願い、神様が受け取ってくださったからだと思います。


今後の生活の中でも、貸していただいている身体への感謝を忘れず、神様の思いに沿う心遣いをしていきたいと思いました。



カズ





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