「差異」の言語化は気づきを与えてくれる

物事には差がある。
料理の味、家の大きさ、服のデザイン。
それぞれに味があり、良さがある。
完全に上下が分かれるような差もあれば、それがもつ特色としての差もある。

日々ぼくたちはその中から選びとらなきゃいけない。何を買うのか。どこへ行くのか。どうするのか。なにかを判断するとき、瞬間的にその違いに意識を向け、目的に対してなにがベストかを決定する。それは自分にとって重要なものであればあるほど、より熟慮した過程を経て判断する。

眼前にある選択肢にどんな差があるのかきちんと言語化できると、漠然と違って見えていたものが、どんな特徴を持っているのかハッキリと見えてくる。それは転じて、良さに気付いたり、あるいは本質を知ることにもなる。

朝起きたとき、出かけるとき、食べるとき、夜寝るとき、日常で本当に何気なく、ほぼ無意識に行なっている「選択」に、どんな選択肢があってなにが違うのか、なるべく言葉で考えながら判断するようにしてる。

無意識に行なっている「選択肢」とその「違い」に目を向けることは、日常にあるはずなのに見えていない気付きを得るための視点を与えてくれる。


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