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医療観察法による入院

成年後見活動をしていると日々わからないことだらけ。
まだまだ分からないことも多く、
今日は、「医療観察法による入院」について新たに触れる機会となった。


私が新しく担当させていただく被保佐人が
医療観察法により精神科病院へ入院。

そこで退院に向けてプログラムや生活訓練を受けていました。
本来であれば、
急性期・回復期・社会復帰期を経て、1年半ほどで退院を見込んでいますが、今回担当する被保佐人はすでに超過。
ただ病院相談員からすれば、なかなか予定通りに進む方は少ないと話す。
それは、精神障害だけではなく、発達障害や家庭環境など様々な要因による複合課題を抱えている患者が多いことから、予定通りに進まないことが多いとのこと。


今回の面談で被保佐人の今の状況はざっくり理解は出来たが、
これまで被保佐人がどう生きてきたのか。
家族や社会との関係はどうだったのか。
システム理論に基づき、本人と様々な環境の相互作用や関係性を掴むことが必要。
そこを理解した上で、”言語化が苦手”な被保佐人の意思決定を
保佐人として、どのようにサポートしていくのかを考えていきたい。

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